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Windows 8 VDI
まず Windows 8 アプライアンス WIN8y を作成することにより、VDI アプリケーションを作成できます。 テンプレート アプリケーションにはそれぞれ、ブート ボリュームのないシングルトンが含まれます。 ブート ボリュームは WIN8y を使用して作成されます。
以下の VDI リファレンス テンプレート アプリケーションが利用可能です。
- VDI_Win8E_rX: Windows 8 Enterprise Edition SP1 32 ビット
- VDI64_Win8E_rX: Windows 8 Enterprise Edition SP1 R2 64 ビット
VDI テンプレート アプリケーションのインポート
以下の手順を実行します。
- BFC サーバで[ダウンロード ディレクトリ]に移動します。
たとえば、/opt/bfc/applogic-versions/<release number> などです。
- 以下のコマンドを使用して、ファイル VDI_WIN8<Edition>_r<Version>.tar をグリッド コントローラにコピーします。
scp VDI_WIN8<Edition>_r<Version>.tar <controller IP>:/vol/_impex/
- 以下のコマンドを使用して、SSH を介してグリッド コントローラへログインし、ファイルを解凍します。
tar -xf VDI_WIN8<Edition>_r<Version>.tar
- 以下のようにアプリケーションをインポートします。
3t app import VDI_WIN8<Edition>_r<Version> VDI_WIN8<Edition>_r<Version>.tar
以下を作成できます。
- SCSI ベースの Windows サーバ アプライアンス用の VDI
- Windows 8 に基づく VDI アプリケーション
SCSI ベースの Windows サーバ アプライアンス
以下の手順に従います。
- VDI テンプレート アプリケーションを選択します。
- インフラストラクチャ エディタでアプリケーションを開きます。 アプリケーションへのフル アクセス権限が必要です。 詳細については、「application modify_acl」を参照してください。
- シングルトンを右クリックし、コンテキスト メニュー内の[境界の変更]を選択します。
[境界の変更]ウィンドウが表示されます。
- [一般]タブの[詳細]セクションで、[仮想化モード]の[オプション]ボタンをクリックした後、sda|sdb|sdc|sdd として[デバイス スキーマ]を選択します。
- [ボリューム]タブを選択した後、sda としてブート ボリューム デバイスを選択します。
- [OK]をクリックします。
インフラストラクチャ エディタが表示されます。
- アプリケーションを保存して閉じます。
Windows 8 に基づく VDI アプリケーションの作成
テンプレート アプリケーションにはそれぞれ、ブート ボリュームのないシングルトンが含まれます。 ブート ボリュームを作成するには、WIN8y をベースとして使用します。 VDI アプリケーションを作成する前に、まず Windows 8 アプライアンス WIN7y を作成する必要があります。
WIN8y と VDI_Win8y_rX において
- y プレースホルダは、アプライアンスまたはアプリケーションが基づく Windows 8 Enterprise Edition を表します。
- VDI_Win8y_rX 内の X プレースホルダは、プラットフォーム エディションの VDI アプリケーション バージョンを表します。
/root/applogic/<リリース> で BFC サーバのプラットフォームおよびエディションのバージョンを確認できます。 ls VDI* を実行し、r の後にその数を置きます。 たとえば、ファイル VDI_Win8E_r17-1.2.4-1.tar の場合、X は 17 になります。
注: すべての Windows VDI で、ユーザ名プロパティはホスト名と異なる必要があります。
以下の手順に従います。
- WIN8y を使用して、新しいシングルトンを作成します。
- WIN8y のインスタンスが含まれる新しいアプリケーションを作成し、クラスをブランチ化します。
- アプリケーションを起動します。
- 次のいずれかの方法でシングルトンの SSH/テキスト コンソールにアクセスすることで、SSH でシングルトンにアクセスします。
- GUI のアプリケーション リスト内のアプリケーションを選択し、[ログイン(SSH)]アイコンをクリックします。
- インフラストラクチャ エディタでアプリケーションを開き、シングルトン WIN8y を選択した後、[アプライアンス]ドロップダウン メニューで[ログイン(SSH)]を選択します。
- net user administrator password(パスワードを選択)を使用して、新しい管理者パスワードを設定します。
- 以下のいずれかの方法で、シングルトンのグラフィック コンソールにアクセスします。
- アプリケーション リスト内のアプリケーションを選択し、[ログイン(グラフィック)]アイコンをクリックします。
- インフラストラクチャ エディタでアプリケーションを開き、シングルトン WIN8y を選択した後、[アプライアンス]ドロップダウン メニューで[ログイン(グラフィック)]を選択します。
- Windows 64 ビットでインストールしている場合は、実行可能 chcp.com が C:¥Windows¥SysWOW64¥ ディレクトリに存在することを確認します。
存在しない場合は、C:¥Windows¥System32¥ から C:¥Windows¥SysWOW64¥ へコピーします。
- 内部インターフェースを使用してグリッド コントローラから自動実行インストーラをダウンロードすることにより、Windows VDS exe をインストールします。 このインターフェースは、DHCP によって設定されています。
コントローラの内部 IP アドレスを見つけるには、グリッド シェル内で以下のコマンドを実行します。 DHCP サーバの IP アドレスは、Local Area Connection 5 など、最後に列挙されたインターフェースの IP アドレスです。
ipconfig /all
http://IP-address:8080/download に IE をポイントし、現在の Windows VDS exe をダウンロードします。 例: VDS_Windows-*.exe。
exe ファイルを右クリックし、デスクトップにファイルをダウンロードします。
インストールするには、exe ファイルをダブルクリックします。
exe ファイルを削除し、ごみ箱を空にします。
- Windows アプライアンス WIN8y の説明に従い、Windows ボリュームのジャンクション ポイントを削除します。
- SSH セッションの Bash シェル内で次の手順を実行します。
- 複雑な新規パスワードを設定します(例: net user administrator pq398hpaowht0293j^LWOIFH9htfw9jfe)。
- SSH セッションを終了します。
- SSH でシングルトンにアクセスし、rm -f~/.bash_history を実行します。 パスワードが bash 履歴からクリアされます。
- アプリケーションを停止し、WIN8y シングルトンのブート ボリュームを VDI_Win8y_rX アプリケーションのブート ボリュームにコピーします。
例:
vol copy my-app:WIN8y.boot VDI_Win8y_rX:VDI_WIN8y.boot
これで、テンプレート アプリケーションを使用できる状態になります。
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