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volume repair

ボリュームを修復します。

構文
volume repair (--suspend [time=time ]) | --resume  
volume repair name --resume  
volume repair name [--force | (--suspend [time=time])]  
volume repair [name] --status [--batch]  
vol repair --all [--force]
パラメータ
名前

修復またはステータスを取得するボリュームの名前。

--suspend

ボリューム修復操作を中断します(最長 1 週間)。

--resume

ボリューム修復操作を再開します。

時間

(オプション)ボリュームの修復操作を中断する時間(分)。 指定しない場合、ボリューム修復操作は 60 分中断します。

--force

ボリューム修復を今すぐ開始します。

--status

ボリューム修復操作のステータスを表示します。

--batch

ボリューム修復操作のステータスを UDL 形式で表示します。

--all

バックグラウンドのボリューム修復を開始します('vol check' のエイリアス)。

volume repair /system:MYSQL5.boot

グローバル カタログ クラス ボリュームを修復します。

volume repair my-app:data --force

アプリケーション ユーザ ボリュームの修復を今すぐ開始します。

volume repair my-app:DBASE.boot

アプリケーション シングルトン クラス ボリュームを修復します。

volume repair my-app/local:DBASE.boot

アプリケーション カタログ クラス ボリュームを修復します。

volume repair --suspend time=30

自動ボリューム修復を 30 分間中断します。

volume repair --resume

自動ボリューム修復を再開します。

volume repair my-app:data --suspend time=30

アプリケーション ユーザ ボリュームの修復を 30 分間中断します。

volume repair my-app:data --resume

アプリケーション ユーザ ボリュームの修復を再開します。

volume repair --status

すべてのボリュームの現在の修復ステータスを取得します。

volume repair my-app:data --status

アプリケーション ユーザ ボリュームの現在の修復ステータスを取得します。

 vol repair --all --force            

一時停止されていたボリューム修復を再開し、修復が必要なボリュームの確認を開始します。

注: CA AppLogic エンティティの命名規則に従ってください。

すべてのボリューム修復操作はバックグラウンド(1 サーバあたり 1 つ)で実行されます。 ボリューム修復操作の現在のステータスを取得するには、以下のいずれかを実行します。

vol repair --status - すべてのボリュームの修復ステータスを取得します。

vol repair name --status - 単一ボリュームの修復ステータスを取得します。

CA AppLogic の自動ボリューム修復では、劣化して修復が必要なボリュームのリストを 6 時間に一度取得します。 ユーザは、vol check を実行することにより、劣化したボリュームのリストを強制的に取得できます。これを使用すると、劣化したボリュームの修理がスケジュールされていることを確認できます。

ボリュームの修復を実行する(vol repair name)場合、修復を実行するのに十分なサーバが利用可能であれば、ボリュームの修復は即座に開始されます。 利用可能なサーバが存在しない場合、修復はサーバが利用可能になったときに開始されます。

--force を指定して特定ボリュームの修復を開始する場合、修復操作は即座に開始されますが、現在修復中の別のボリュームの修復が中断される場合があります。 このコマンドは、特定ボリュームの修復を即座に開始する必要がある場合に使用します。

--force を指定してすべてのボリュームの修復を開始する場合、一時停止されているボリュームを含むすべてのボリュームが修復されます(ユーザまたは CA AppLogic のいずれによって一時停止されているかは関係ありません)。

ボリュームの修復が中断されると、ボリュームの修復操作は停止され、指定された時間の経過後、サーバが利用可能になり次第再開されます。

--resume を指定してボリュームの修復を再開する場合、ボリュームの修復は十分なサーバが利用可能になり次第開始されます。

ボリュームの修復が失敗すると、ボリュームの修復は再スケジュールされます。 ボリュームの修復が 24 時間以内に 3 回失敗すると、ボリュームの修復は 24 時間後にならないと再試行されません。 必ず修復に失敗するボリュームがグリッド上に存在する場合は、ただちにご利用のサービス プロバイダに問い合わせてください。

以下に、--status オプションを指定して vol repair を実行したときにレポートされるボリューム ステータスを示します。

error: 「エラー」状態のボリュームは、ボリュームが良好なストリーム(ミラー)を持っていないことを意味します。

failed: ボリュームに対する 1 つ以上の修復操作が失敗しました。

repairing: ボリュームは現在修復中です。

queued: ボリュームは修復待ちです。 サーバが利用可能になると、ボリュームの修復が開始されます。

suspended: ボリュームの修復が中断されたか、またはボリュームの修復が失敗し、修復が再スケジュールされます。

complete: ボリュームの修復操作が正常に終了しました。

修復ステータスの出力の指定はここで検索することができます。

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volume repair の出力