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iso2class リファレンス - 使用方法
ISO イメージからインストールされた OS を使用してシングルトン クラスを作成します。
構文
util iso2class app_name=<name> install_size=<size> console_type=<type> iso_volume1=<name> (iso_volume2=<name> iso_volume3=<name> iso_volume4=<name> (<prop>=<val>)*)
オプション
- app_name=<name>
-
作成するアプリケーションの名前。シングルトンが含まれます。
- install_size=<size>
-
OS インストールのターゲット ボリュームのサイズ。 形式: <val>[M|G]。 特に指定のない限り、デフォルトの単位は MB です。 最小値は 10 MB です。
- console_type=<type>
-
OS インストールに使用するコンソールのタイプ。 有効な値は「text」および「graphic」です。
- iso_volume1=<name>
-
OS インストールを実行するためのブート元の ISO ボリューム。 _GLOBAL:vol_name は既存のグローバル ボリュームをコピーします。 http://<path> はボリュームを URL からインポートします。 vol_name はボリュームをグリッドの _impex ボリュームからインポートします。
- iso_volume2=<name>
-
iso_volume1 と同じ形式の任意のボリューム。 通常は、インストールで複数の CD または DVD が必要とされる場合の 2 番目のディスクになります。
- iso_volume3=<name>
-
iso_volume1 と同じ形式の任意のボリューム。 通常は、インストールで複数の CD または DVD が必要とされる場合の 3 番目のディスクになります。
- iso_volume4=<name>
-
iso_volume1 と同じ形式の任意のボリューム。 通常は、インストールで複数の CD または DVD が必要とされる場合の 4 番目のディスクになります。
- <prop>=<val>
-
オペレーショナル パラメータ。 以下のパラメータを指定できます。
- os - OS の名前。 アプライアンスの記述子内で設定されます。 有効値のリストについては、「サポートされているオペレーティング システム」セクションを参照してください。 無効な値が指定された場合や値が指定されなかった場合、サポートされているオペレーティング システムのリストが表示され、選択するよう要求されます。
- virt_options - 仮想化オプション。形式: <option>=<val> ペアのカンマ区切りリスト。 この値はアプライアンス クラスの「オプション」設定になり、ここで説明されるとおり、GUI の仮想化詳細設定画面で表示および設定することができます。 例: virt_options=acpi=1
- virt_mode - hvm2pv を使用してクラスを管理対象アプライアンスに変換する場合の仮想化モード。 有効な値は、「xen_pv」、「xen_hvm」、および「vmware」です。 複数の値を指定できます。その場合はカンマで区切ります。 デフォルト: 「xen_pv,xen_hvm,vmware」。 これは、hvm2pv が実行されていない場合は何の影響もなく、その場合、仮想化モードは「xen_hvm,vmware」に設定されます。
- url_volume1_size - 圧縮された ISO イメージをインポートする場合に作成するボリュームのサイズ。 指定しない場合、イメージを 2 回解凍する必要があります。 形式: <val>[M|G]。 特に指定のない限り、デフォルトの単位は MB です。 最小値は 10 MB です。
- url_volume2_size - iso_volume2 に対して、圧縮された ISO イメージをインポートする場合に作成するボリュームのサイズ
- url_volume3_size - iso_volume3 に対して、圧縮された ISO イメージをインポートする場合に作成するボリュームのサイズ
- url_volume4_size - iso_volume4 に対して、圧縮された ISO イメージをインポートする場合に作成するボリュームのサイズ
- url_user - URL からボリュームをインポートする場合の認証用ユーザ名。 指定しない場合、認証は行われません。
- url_pwd - URL からボリュームをインポートする場合の認証用パスワード
- cpu - シングルトンに対するデフォルトの CPU の割り当て。 形式: <val>[%]
- mem - シングルトンに対するデフォルトのメモリの割り当て。 形式: <val>[M|G]
- bw - シングルトンに対するデフォルトの帯域幅の割り当て。 形式: <val>[M|G]
- scsi - IDE ディスクではなく、SCSI ディスクを使用するアプライアンスには 1 を設定します。 デフォルトは 0 (IDE ディスクを使用)です。
メモ
- 圧縮されたボリュームを URL からインポートする場合は、url_volumeX サイズを指定する必要があります。 ボリューム サイズを指定しない場合、ダウンロードされたイメージは 2 回解凍されることになります(1 度目は圧縮前のサイズを取得するため、2 度目は実際のデータを転送するため)。
- OS インストールが完了したら、アプリケーションが停止され、シングルトンに対して以下の変更が行われます。
- iso_volume をシングルトンから削除する。
- 外部インターフェースを無効にする。
- 「in」、「out」、「net」、および「mon」の端子を追加する。
- シングルトンが管理対象であるかどうかに基づいて(Windows MSI インストールが含まれているかどうか、など)、フィールド エンジニアリング コードを設定する。
サポートされているオペレーティング システム
- win2003-datacenter-64 - Microsoft Windows Server 2003, Datacenter Edition (64-bit)
- win2003-enterprise-64 - Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Edition (64-bit)
- win2003-standard-64 - Microsoft Windows Server 2003, Standard Edition (64-bit)
- win2003-datacenter - Microsoft Windows Server 2003, Datacenter Edition (32-bit)
- win2003-enterprise - Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Edition (32-bit)
- win2003-standard - Microsoft Windows Server 2003, Standard Edition (32-bit)
- win2003-web - Microsoft Windows Server 2003, Web Edition
- win2008r2-64 - Microsoft Windows Server 2008 R2 (64-bit)
- win2008 - Microsoft Windows Server 2008 (32-bit)
- linux - Linux (32-bit)
- linux-64 - Linux (64-bit)
- solaris10 - Sun Solaris 10 (32-bit)
- solaris10-64 - Sun Solaris 10 (64-bit)
- other - その他 (32-bit)
- other-64 - その他 (64-bit)
- windows - win2008r2-64 と同じ(後方互換性)
- solaris - solaris10 と同じ(後方互換性)
例
util iso2class app_name=my-app iso_volume1=_GLOBAL:win-disk-1.iso iso_volume2=_GLOBAL:win-disk-2.iso install_size=3G console_type=graphic virt_options=acpi=1 os=windows
util iso2class app_name=my-app iso_volume1=http://path-to-iso-image url_volume1_size=1G install_size=5G console_type=text mem=1G cpu=1.0
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