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iso2class リファレンス - CA AppLogic の OS インストールに使用する ISO

CA AppLogic で特定のオペレーティング システム用の新しいアプライアンスを作成するには、ISO イメージ(CD-ROM/DVD)を使用する必要があります。 ISO は、iso2class CA AppLogic ユーティリティによって CA AppLogic アプライアンス内に OS をインストールする際に使用します。 ISO は、グリッドの impex ボリューム(グローバル ボリューム)に格納することも、リモート Web サイトから(HTTP を使用して)取得することもできます。

CA では、Microsoft の Web サイト(Windows Server 2003 の体験版)や、Ubuntu/Debian/CentOS 5 など、Web からダウンロードされる各種 ISO をテスト済みです。 また、Microsoft の SPLA Windows CD-ROM (32 ビット R2 Standard/Enterprise/Datacenter/Web Edition)もテスト済みです。 SPLA Windows CD-ROM を使用して Windows アプライアンスを作成するには、CD-ROM から ISO イメージを作成し、iso2class で使用できるようにする必要があります。 以下の手順で、CA AppLogic アプライアンスに使用する OS のディストリビューション用 CD-ROM から ISO を作成する方法について説明します。

CD-ROM から ISO を作る方法

  1. Linux ベース サーバの 1 つに CD-ROM ドライブを接続し(必要な場合)、CD-ROM ドライブに CD-ROM を挿入します。
  2. mount コマンドを使用して、CD-ROM がマウントされているかどうかを確認します。 CD-ROM がマウントされている場合は、マウント解除します: umount/mnt/cdrom。
  3. 次のコマンドを実行します: dd if=/dev/cdrom of=my-image.iso

    このコマンドによって、指定された ISO イメージ ファイルに CD-ROM のブロック レベルのコピーが作成されます。 この結果、ISO イメージ ファイルは CD-ROM の正確なコピーになります。 my-image.iso という名前が付けられた ISO イメージを iso2class で使用して、Windows アプライアンスを作成できます。 このイメージは、通常、グリッドの impex ボリューム上にコピーされ、グローバル ボリュームとしてインポートされます(vol import _GLOBAL:win03iso my-image.iso)。 iso2class ユーティリティを使用する際、_GLOBAL:win03iso が OS インストールに使用する ISO イメージになります。

重要: CA では上記の ISO を使用した OS インストールのみをテストしています。 ISO イメージがその他の方法(サードパーティの ISO リッピング ツール/アプリケーションなど)によって生成されている場合、作成される ISO は CA AppLogic で動作しない可能性があります。