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ディレクトリ サービスの設定

ローカル ディレクトリ サービス

各グリッドには独自のローカル ディレクトリ サービスが含まれます。 このサービスは、ローカル ユーザとグループを管理するために使用されます。 また、グローバル ユーザとグループに関する情報を格納するためにも使用されます。 たとえば、グローバル ユーザの認証の際は、そのユーザのグローバル グループ メンバシップがグローバル ディレクトリから読み取られ、ローカル ディレクトリのキャッシュに格納されます。 また、グローバル ユーザのプロファイル プロパティはローカル ディレクトリに格納されます。

ユーザおよびグループは CLI のユーザおよびグループ コマンドを使用して管理されます。

グリッドが最初に作成されると、BFC を使用して初期ローカル ユーザが作成されます。 このユーザはローカル グループ admin のメンバになります。 初期ユーザの名前とパスワードは BFC GUI で提供されます。

ディレクトリ サービスとの連携 - コントローラ タブ

グローバル ディレクトリ サービス

グローバル ディレクトリ サービスは CA AppLogic の外部で管理されます。 CA AppLogic グリッドは、ユーザ認証と、グローバル グループ メンバシップの判断にグローバル ディレクトリ サービスを使用するように設定できます。 グローバル ディレクトリ サービスを使用することにはいくつかの利点があります。

CA AppLogic とグローバル ディレクトリ サービスとの連携は、Backbone Fabric Controller (BFC)を使用して設定されます。 この設定は保護されていて、Backbone Fabric Controller の管理者によってのみ変更が可能です。 BFC を使用して、グリッド作成時、またはその後いつでもこの設定を実行することができます。 CA AppLogic では、Active Directory および汎用 LDAP ディレクトリ サービスの両方がサポートされます。

以下の画面は、グローバル ディレクトリ サービスとして Active Directory を使用する典型的な設定を示しています。

BFC Active Directory サービス認証タブ

以下の画面は、グローバル ディレクトリ サービスとして汎用 LDAP を使用する典型的な設定を示しています。

グローバル ディレクトリ サービスとして汎用 LDAP を使用する典型的な設定

BFC グローバル ディレクトリ設定インターフェースで行われた変更は、グリッドに継承されると同時に有効になります。 コントローラまたはグリッドの再起動は必要ありません。 グリッドとグローバル ディレクトリ サービスとの相互操作には以下の制約が影響します。

注: BFC での認証の設定に関する情報を参照することをお勧めします。