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区切り文字の詳細

ADL は行指向であり、改行文字が他の空白文字とは別に扱われます。 以下のすべての構文説明で、改行は重要であり、構文の例で改行があるということは、それが必要であることを意味します。

ADL でのその他の区切り文字の意味を以下に示します。

:  

エンティティの定義と、そのエンティティの属性のリスト(インライン)を区切ります。

,  

エンティティ定義に続く属性リストで、属性を区切ります。

{}  

ブロック区切り記号。 これは、1 行に単独で存在する必要があります。 中かっこのペアは、エンティティの後に表示され、そのエンティティに関連する属性およびサブエンティティのセットを囲みます。 1 つのエンティティに対して 1 つのブロックのみが許可されます。また、それを囲む中かっこは 1 組のみである必要があります。したがって、以下のような構文は無効になります。
input X
   {
   { # 二重の中かっこ - 無効
      protocol=http
   }
   }
input X
   {
   }
    { # 同一エンティティに対する 2 つ目のブロック - 無効
   protocol=http
   }

[]  

配列ブロック区切り記号。 エンティティの見出しに続く角かっこのペアは、それが配列エンティティであることを示します。 { } 区切り記号と同様に、1 行に単独で存在する必要があります。 [ ] ブロック内の各行は、単一配列エレメントの属性のカンマ区切りリストになります。

\  

行の末尾にある場合は行継続文字です。 次の行は前の行に属するものとして扱われます。

#  

コメント区切り記号。 # に続く文字はすべて、その行の終わりまで無視されます(\ 行継続文字を含む)。