前のトピック: [ユーザ ボリューム]タブ

次のトピック: [プロパティ値]タブ


アプリケーション ボリュームの管理

この画面では、アプリケーションのボリュームを管理できます。具体的には、ボリューム セットの表示、ボリュームの追加、削除、名前の変更を行ったり、ファイル/ディレクトリ操作のために特定のボリュームにアクセスしたりできます。

各アプリケーションには、他のすべてのアプリケーションのボリュームとは別に独自のボリュームのセットがあります。

すべてのカタログ アプライアンスには独自のボリュームが付随しているため(このリストには表示されません)、ここでボリュームを管理する目的は 2 つだけです。

アプライアンス内のボリューム プレースホルダに入力するために提供するのは、アプリケーション データまたはコンテンツのボリュームです。 たとえば、ボリュームにはデータベースまたは Web サイト コンテンツが保持されています。

または、シングルトン アプライアンスのクラス ボリューム(たとえばカスタマイズしたアプライアンスのブート ボリューム)です。

この画面にアクセスするには、エディタ キャンバス上で右クリックしてメニューを開き、[アプリケーション設定]メニュー項目を選択し、[ユーザ ボリューム]タブをクリックして[ボリュームの管理]ボタンをクリックします。

ボリュームの管理

ボリューム情報

名前

ボリュームの名前。 この名前は、アプリケーションにおけるボリュームの役割を表し、アプリケーション内に一意である必要があります。

サイズ

ボリュームのサイズ(バイト)。 サイズは変更できません。 ボリュームが使用不可である場合(たとえば、サーバがダウンしている場合)、サイズは表示されません。

Filesystem

ボリュームにインストールされているファイルシステム。

操作

追加

新しいボリュームをアプリケーションに追加します。 このボタンをクリックして、新しいボリュームを作成し、アプリケーションに割り当てることができます。 詳細については下記を参照してください。

削除

選択されたボリュームを削除します。 この操作は、アプリケーションおよびグリッドからボリュームを永久に削除します。 ボリュームの内容はすべて失われます。 削除を取り消すことはできません。 アプリケーション内のアプライアンスで現在使用されているボリュームを削除することはできません。

名前の変更

選択されたボリュームの名前を変更します。 この操作は、アプリケーションからボリュームへの参照をすべて変更します。 アプリケーションから使用されているボリュームの名前を変更しようとした場合、この操作は失敗し、ボリューム名は変更されません。

リサイズ

選択されたボリュームをリサイズします。 この操作は、ボリュームのサイズを変更します。

管理

選択されたボリュームを管理します。 この操作は、Web ブラウザを介したボリューム コンテンツへのアクセスを提供します。 ファイルはアップロード、ダウンロード、編集、削除することができます。詳細については、「ボリューム ブラウザ」を参照してください。

重要: アプリケーションのボリュームの変更は、アプリケーションが停止されている場合に限って実行する必要があります。

ボリューム シェル コマンドを使用してアプリケーションのボリュームを操作することもできます。 その場合、グラフィカル ユーザ インターフェースではまだ提供されていない操作がいくつか追加で提供されます(別のアプリケーションからのボリュームのコピーなど)。

ボリュームの追加

ボリュームをアプリケーションに追加するには、以下の 3 つのフィールドを指定します。

名前

新しいボリュームの名前。 名前は 1 語である必要があり、大文字と小文字が区別され、英数字([A-Za-z0-9_])を使用できます。 アプリケーション内で名前は一意である必要があります。

リンク

アプリケーション ユーザ ボリュームまたはグローバル ボリュームへのシンボリック リンクとしてボリュームを作成します。

サイズ

新しいボリュームのサイズ(バイト)。 M または G のサフィックスを使用して、それぞれメガバイトまたはギガバイトを指定できます。 例: 128M

Filesystem

新しいボリュームのファイルシステムのタイプ。 ボリューム上にファイル システムを準備しない場合は[なし]をクリックします。ほとんどの場合、ext3 が適切です。 非常に小さなボリューム(たとえば 1M)の場合は ext2 を使用します。

ストア

CA AppLogic がボリュームを格納する場所を示します。 グリッドが SAN を使用するように Backbone Fabric Controller で設定された場合のみ、このオプションが表示されます(SAN を使用するためのグリッドの設定の詳細については、「Backbone Fabric Controller ユーザ ガイド」を参照)。

利用可能なオプションは以下のとおりです。

ローカル: ボリュームをグリッド上にローカルで格納します(例: サーバ上のハード ドライブ)。

SAN: ボリュームを SAN に格納します。 ボリューム ストアのデフォルトの場所は BFC で指定できます。

[リンク]ボックスをクリックすると、ボリュームのリンク先のアプリケーション ユーザ ボリュームまたはグローバル ボリュームの名前を求められます。

ボリュームを作成するには、[次へ]ボタンをクリックします。 ボリューム作成処理の進捗状況が表示されます。

注: