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kernel/os_info エンティティ

このエンティティは廃止され、代わりに仮想化エンティティが使用されます。 記述子内に kernel または os_info サブエンティティが含まれている場合、古い記述子であることを示し、volfix 設定モードが自動的に適用されます。

このエンティティには OS 固有のブート情報が含まれます。その内容は、コンポーネントの .os_type 属性の値に依存します。 キーワード kernel および os_info は同等です。kernel は後方互換性のために保持されます。

.os_type=linux の場合、以下の属性が os_info エンティティに定義されます。

path= filename - カーネル イメージ ファイルの名前。ブート ボリュームのルート ディレクトリへの相対パスになります。

initrd= filename - ブート時に使用する ramdisk ファイルシステム イメージの名前。 カーネル イメージ ファイルおよび ramdisk イメージ ファイルは通常 Linux カーネルのビルドの結果として作成されます。

options= "string" - ブートローダのカーネル コマンド ラインに渡されるその他の引数

.os_type=legacy の場合、以下の属性が定義されます。

options=" name=value name=value ... "

OS タイプ legacy は、すべてのハードウェア支援仮想マシンに使用されます。 name=value ペアは解釈されず、HVM エミュレータに直接渡されます。 qemu エミュレータ(XEN で使用)によってサポートされるパラメータの例には、acpi=(0!1)、apic=(0!1)、pae=(0!1) などがあります。