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アプライアンス キットの概要

アプライアンス キット（APK）は、OS インストールから CA AppLogic アプライアンスを作成するためのツールおよびランタイムのパッケージです。 これには、アプライアンス境界の実装を支援するスクリプトおよびユーティリティと、アプライアンス開発者がアプライアンスを準備する際に役立つ一連のツールが含まれます。

説明

APK には次のものが含まれています。

• ユーザ ガイド（このドキュメント）
  • アプライアンス境界の定義（VM を CA AppLogic アプライアンスにするための条件）
  • アプライアンスのクックブック（アプライアンスの構築およびカスタマイズ方法）
  • ディストリビューションのインストール手順
    • RedHat/CentOS Linux ディストリビューションのインストール
    • Ubuntu Linux ディストリビューションのインストール
    • Open Solaris および Solaris 10 ディストリビューションのインストール
    • Windows 2003 および 2008 Server（すべての種類）のインストール
• インストール スクリプトが含まれるバイナリ アーカイブ（サポート対象ごとに 1 つ）。 バイナリ アーカイブは、BFC サーバ上の CA AppLogic リリース フォルダ内にあります。

APK のインストールでサポートされる内容は以下のとおりです。

• 物理サーバ インストールまたは VMware/Xen イメージからのアプライアンスの作成
• 古いスタイル（volfix）の CA AppLogic アプライアンスの、APK へのアップグレード
  • 古いスタイルのアプライアンスを APK を使用するようにアップグレードする方法については、「VolfixDHCPConversion」を参照してください。
• 新しいスタイル（APK）のアプライアンスの、より新しいバージョンの APK へのアップグレード
• XEN と VMWare（ESX）の両方のハイパーバイザのサポート。 グリッドの VMWare サポートを追加する詳細については、「バックボーン ファブリック コントローラ ユーザ ガイド」を参照してください。

APK は、サブディレクトリにマウントされたブート ボリューム イメージ、またはライブ アプライアンスのいずれかにインストールできます。 以下のソフトウェアが APK によってインストールされます。

• すべてのプラットフォーム：
  • 初期化スクリプト。OS をアプライアンスとして機能させるために必要に応じてネットワークをセットアップし、CA AppLogic 固有のサービス（VMA および CCA）を起動します。
  • VMA（Virtual Machine Agent、仮想マシン エージェント）。コントローラにイベントを送信するコマンドが含まれています。
  • CCA（Counter Collection Agent、カウンタ収集エージェント）。 CCA は、設定済みの mon 端子がアプライアンスにあり、その端子が接続されている場合にのみ起動されます。
• Linux では、事前コンパイルされた準仮想化カーネルも別のアーカイブとして提供されます。