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ブート ステータスの確認/報告

デフォルトでは、アプライアンスのブート プロセスが完了すると、APK 初期化コードが VM エージェントによって確立されたサービス接続を使用してブート完了通知を送信します。 グリッドは、アプライアンスが正常に起動されたシグナルとしてこのコードを使用します。

アプライアンスには、オプションのブート確認スクリプトを実装できます。このスクリプトは OS の起動完了時に実行され、(アプライアンスに固有の方法で)アプライアンスが正しく初期化され動作可能であるかどうかを確認します。 たとえば、アプライアンスが HTTP サーバの場合、このスクリプトは HTTP デーモンが機能していることを確認するためにローカル ホスト上の HTTP ポートへの要求を試みます。

ブート確認スクリプトは、OS 固有の場所(インストール ガイドを参照)に格納された applogic_appliance という名前のシェル スクリプトであり、シェル インクルード ファイルとして実行されます(たとえば、Posix シェルでは「.」コマンドで実行されます)。 このスクリプトは成功または失敗のステータスを返し、オプションで標準エラー ストリーム(stderr)にエラー メッセージを出力します。