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image2class: 仮想マシン イメージ インポート ユーティリティ - 概要

image2class ユーティリティでは、仮想マシン イメージを CA AppLogic アプライアンス クラスとしてインポートします。 これによって、ユーザはワークロードを既存の仮想化展開から CA AppLogic に簡単にマイグレートできます。 インポートする仮想マシン イメージは、グリッドの impex ボリューム上、または HTTP/HTTPS を使用してアクセス可能なリモート サイト上のどちらにあってもかまいません。 仮想マシンから作成される CA AppLogic アプライアンス クラスは、管理対象外と管理対象のどちらにすることも可能です。

image2class は現在、Open Virtualization Format (OVF)に準拠している仮想マシンのみをサポートしています。 管理対象アプライアンスの場合は、RedHat/Debian ベースの OVF イメージのみがサポートされています。 image2class は最終的には、仮想ハード ディスク(VHD)などその他のイメージ フォーマットをサポートするよう拡張される予定です。 image2class では、イメージのファイル拡張子によって自動的にイメージの種類を検出します。

image2class ユーティリティは OVA 形式のパッケージングのみをサポートしています。 OVA イメージをインポートするとき、image2class では、.ovf 記述子で提供される設定を使用して、CA AppLogic アプライアンス(シングルトンまたはカタログ クラスのいずれか)のクラス記述子を生成します。 CA AppLogic アプライアンス クラスを正しく作成するために必要な情報が .ovf 記述子によってすべて提供されるとは限らないため、image2class には、クラス設定を指定/上書きするためのコマンド ライン オプションが用意されています(必要に応じて、デフォルト値も使用されます)。 CA AppLogic アプライアンス クラス記述子が ADL 形式で OVF イメージに含まれている場合、ユーティリティはこの記述子を CA AppLogic アプライアンスに使用します。