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アプリケーションとアプライアンスのロック

アプリケーションとアプライアンスのロックは、それらのエンティティ内に含まれた知的財産(IP)を保護するために設計された新しい機能です。 CA AppLogic では、アプリケーションまたはアプライアンスがロックされると、一般ユーザはエクスポート、ボリューム管理、編集/変更などの特定のコマンドをロックされたエンティティに対して実行できなくなります。 一般ユーザがロックされたエンティティに対して許可されないコマンドを実行しようとすると、エンティティがロックされているため、コマンドは失敗し、「アクセスが拒否されました」というメッセージが表示されます。

グリッド管理者および一般ユーザは、以下のコマンドを使用して、アプリケーションとアセンブリをロックできます。

注:

制限

以下では、一般ユーザがロックされたアプリケーションおよびアプライアンスに対して実行できない操作について説明します。

ロックされたアプリケーション

ロックされたアプライアンスおよびアセンブリ

注: 一般ユーザはロックされたアプリケーションとクラスを削除できるため、注意が必要です。

サポートされる操作

以下の操作は、ロックされたエンティティに対して一般ユーザが実行できる操作です。

ロックされたアプリケーション

ロックされたアプライアンスおよびアセンブリ

ロックされたエンティティを作成するためのワークフロー

このセクションでは、保護が必要な知的財産が含まれるアプリケーションまたはアプライアンスを開発/変更し、ロックしたエンティティをユーザのグリッドに転送するためのワークフローについて説明します。

以下では、ロックされたアプリケーションまたはアプライアンスを新規作成するためのワークフローについて説明します。

後でアプリケーションまたはアプライアンスに変更を加える必要が生じた場合は、以下の手順を実行する必要があります。

ロックされたアプライアンスへの SSH アクセス

「component ssh」/「component login」コマンドでは、SSH アクセスは制限されません。 SSH アクセスの制限は、アプライアンス ビルダによって実行される必要があります。 以下は、SSH アクセスを制限する方法の例です。