アプリケーションマイグレートコマンドを使用したリモートグリッドからのアプリケーションのマイグレート

アプリケーションマイグレートコマンドを使用して、リモートグリッドからアプリケーションをマイグレートできます。

アプリケーションマイグレートコマンドを使用してリモートグリッドからアプリケーションをマイグレートする方法

ssh のエージェント転送を有効にして、新しいグリッドにログインします（ssh -A newgrid.myhosting.com）。
アプリケーションをマイグレートします（app migrate oldgrid.myhosting.com myapp --import）。
古いアプリケーションが実行されている場合は、マイグレートする前に停止されます。その場合は、マイグレートが完了すると、新しいグリッド上でアプリケーションが開始されます。それ以外の場合は、アプリケーションを手動で開始する必要があります（app start myapp）。

新しいグリッド上でアプリケーションが正常に起動したら、古いグリッドからアプリケーションを削除できます（古いグリッド上で app destroy myapp を実行します）。

以下の点に留意してください。

アプリケーションを新しいグリッド上で正常に実行するために別の IP アドレスやその他の設定が必要な場合は、app migrate コマンドでそれらの新しい設定を確実に行ってください。たとえば、マイグレート時に IP アドレスとゲートウェイを変更するには、以下のように指定します。
```
app migrate oldgrid.myhosting.com myapp --import primary_ip=209.100.101.12 gateway=209.100.101.1 
```
マイグレート時は、ボリュームサイズを除く任意の設定パラメータを変更できます。詳細については、app migrate および app config のオンラインヘルプを参照してください（コマンドラインシェルで app エンティティを参照するか、シェルの組み込みヘルプ（help app migrate）を使用します）。
アプリケーションマイグレートコマンドを使用してアプリケーションをリモートグリッドにマイグレートするには、前述のアプリケーションのインポートと同じ手順を、コマンドラインの --import を --export に置き換えて実行します。