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[環境設定ファイル]タブ
[環境設定ファイル]プロパティ シートでは、CA AppLogic で変更する必要があるアプライアンス ボリューム上のファイルのセットを定義できます。 アプライアンス インスタンスに設定されたすべてのプロパティ値は、これらのファイルに継承されます。 そのようなファイルには、たとえば、Apache Web サーバ アプライアンス用の httpd.conf、MySQL データベース アプライアンス用の my.cnf などがあります。
注: [環境設定ファイル]プロパティ シートは、アプライアンスの環境設定モードが volfix に設定されている場合のみサポートされます。 アプライアンスの環境設定モードが dhcp に設定されている場合、環境設定はアプライアンスによって内部的に行われる必要があります。
CA AppLogic で変更する必要がある各環境設定ファイルについて、このリストにエントリを追加します。
- ボリューム
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環境設定ファイルが存在するアプライアンス ボリューム。 通常、これはブート ボリュームですが、場合によっては、データ ボリュームに環境設定ファイルを格納することもあります。 CA AppLogic では、読み取り専用でないインスタンス化可能ボリュームおよびプレースホルダ ボリューム上の環境設定ファイルを変更できます。
- パス
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変更する必要のある環境設定ファイルへのパス(ボリュームのルートへの相対パス)。 たとえば、MySQL の環境設定ファイルの場合は /etc/my.cnf などになります。
- 引用方法
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CA AppLogic で、値のメタ文字を引用するのに使用する方法。 「メタ文字」は、環境設定ファイル内で特別な意味を持つ文字で、適切な引用符で囲む(またはエスケープする)必要があります。そうすることにより、値が、その特別な機能ではなくデータ文字として表示されるようになります。 使用する環境設定ファイルのタイプに基づいて、引用方法は以下のいずれかの値に設定できます。
- None または Conf - 引用符なし(デフォルト)。 値は、環境設定ファイル内にそのまま格納されます。
- Bash、Perl または C - 引用符で囲まれたデータ値について、引用符を意味する場合は \" を使用し、バックスラッシュを意味する場合は \\ を使用します。 " または \ 文字を使用しないバックスラッシュはそのままになります。つまり、プロパティ値が "abc\def"ghi\n" に設定された場合、環境設定ファイルに書き込まれる値は "abc\\def\"ghi\n" になります。 引用符によって囲まれない値は、英数文字に制限されています。 そのようなプロパティが他の文字の値に設定された場合、そのプロパティのフィルタで禁止されていなくても、エラーが報告されます。
- HTML - HTML 構文で意味を持つ文字(< > " & など)は、< > " および & としてエンコードされます。 たとえば、abc&def<ghi は、環境設定ファイルで abc&def<ghi になります。
注:
- リスト内の順序を変更するには、エントリを選択し、リストの右側にある上向き/下向きボタンを使用します。
- CA AppLogic で環境設定ファイルが正しく変更され、インスタンス プロパティ値をどこで適用すべきかが認識されるようにするには、プロパティ マークアップ構文を使用して、それらの環境設定ファイルを実装する必要があります。 詳細については、「アプライアンス開発者ガイド」を参照してください。
- ここで追加する環境設定ファイルに加えて、CA AppLogic では、すべてのプロパティ値を /etc/applogic.sh という名前の小さなシェル スクリプト ファイル内にも格納します。 このファイルは、シェル スクリプトから source /etc/applogic.sh コマンドを実行して使用することができます。 詳細については、「アプライアンス開発者ガイド」を参照してください。
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