CA AppLogic では、パッケージ記述子、「MAIN」という名前のシングルトン アセンブリ、およびオプションのアプリケーション カタログを組み合わせることによって、アプリケーションを実装します。 必要なすべてのアプライアンス クラスが 1 つ以上の使用可能なカタログ内にある場合、アプリケーションの構築は、MAIN アセンブリの内部を作成することを意味します。
MAIN アセンブリは、端子がない点がほかのアセンブリと異なります。 これは、CA AppLogic では、端子がアプライアンス間の接続のみに使用されるためです。 アプリケーションが外部の IP ネットワークと通信するためには、アプリケーションに 1 つ以上のゲートウェイ アプライアンスが含まれている必要があります。 ゲートウェイとは、通信に必要な詳細情報と設定をほかのアプリケーションから隔離する標準的なカタログ アプライアンスです。 別の利点として、CA AppLogic のゲートウェイにはファイアウォールが組み込まれています。
詳細については、「アプリケーション設定」を参照してください。
注: CA AppLogic アプリケーションの作成は対話型のプロセスです。 ゼロから新規アプリケーションを作成することも、既存のアプリケーションをコピーしてニーズに合わせて変更することもできます。
新規アプリケーションの設計が完全なものとなるのは、MAIN シングルトンが完全に構築され、そこに含まれる下位クラスがすべて存在して正しく設定されている場合です。 この段階に達すれば、アプリケーションはターゲット ハードウェア システム上でいつでも実行できます。
重要: 1 つ以上の新規アプライアンスを追加した後で初めてアプリケーションを開始するときに、これらのアプライアンスのクラス ボリュームがすべて CA AppLogic によって自動的にインスタンス化されます。 この処理には、ボリュームの大きさによって 2 ~ 10 分、またはそれ以上かかる場合があります。
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