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サーバ インスタンス設定の更新

CA Risk Authentication サーバおよびケース管理キュー サーバ インスタンスのインスタンス属性、ログ設定、およびデータベース設定を更新できます。

インスタンスに固有の設定を更新する方法

  1. 必ず MA としてログインしてください。
  2. メイン メニューの[サービスおよびサーバの設定]タブをアクティブにし、サブメニューの[CA Risk Authentication]タブがアクティブになっていることを確認します。
  3. インスタンス設定]セクションで、[インスタンス管理]リンクをクリックして、対応するページを表示します。
  4. 設定を更新するインスタンスに対応するリンクをクリックします。

    インスタンスに固有の設定を更新するページが表示されます。

  5. インスタンス属性]セクションで、以下の操作を実行します。
    1. CA Risk Authentication サーバまたはケース管理キュー サーバ インスタンスの[インスタンス名の変更]チェック ボックスをオンにします。
    2. 新規インスタンス名]フィールドでインスタンスの名前を指定します。
  6. ロギング構成]セクションで、以下の表に記載されている値を指定します。

フィールド

Description

トランザクション ログ ディレクトリ

トランザクション ログ ファイルを格納するディレクトリ。 パスは絶対パス、または ARCOT_HOME への相対パスのいずれにもできます。

ロールオーバー開始サイズ(バイト単位)

ログ ファイルが記録できる最大バイト数。 ログ ファイルがこのサイズに達すると、指定した名前で新規ファイルが作成され、古いファイルがバックアップ ディレクトリに移動されます。

トランザクション ログ バックアップ ディレクトリ

古いトランザクション ログ ファイルを格納するバックアップ ディレクトリ。 パスは絶対パス、または ARCOT_HOME への相対パスのいずれにもできます。

[Log Level]

ログに記録されたエントリの重大度レベル。 Fatal、WARNING、INFO、および DETAIL は、サポートされている重大度レベルを降順で示したものです。

詳細については、付録「サポートされる重大度レベル」を参照してください。

GMT でのタイム スタンプのログ記録

GMT を使用してログ記録された情報にタイム スタンプを設定する場合は、このオプションを選択します。

CA Risk Authentication では、ローカル タイム ゾーンまたは GMT を使用してログ記録された情報にタイム スタンプを設定できます。

トレース ログの有効化

処理中に呼び出された各機能の開始および終了ログをログ記録する追加のログ フラグ。 デフォルトでは、このフラグは無効になっています。 このフラグを有効にすると、デバッグ用に大量のデータがログに記録されます。 CA サポートより指示がない限り、運用環境でこのフラグを有効にしないでください。

  1. データベース構成]セクションで、以下の表に記載されている値を指定します。

フィールド

Description

最小接続数

CA Risk Authentication サーバとデータベースの間で作成される接続の最小数。

最大接続数

CA Risk Authentication サーバとデータベースの間で作成できる接続の最大数。

接続数の増分

プール内のデータベース接続がすべて既存のスレッドによって使い果たされた場合、およびスレッドのどれかが新しいデータベース接続をリクエストした場合の接続のインクリメント値。

モニタ スレッド スリープ時間(秒)

データベースがアクティブで機能しているかどうかを確認するためにデータベース モニタ スレッドがデータベースをポーリングする時間間隔。

障害がある場合のモニタ スレッド スリープ時間(秒)

[モニタ スレッド スリープ時間]と同じ。 ただし、この値はデータベース モニタ スレッドが障害を検出したときに限り使用されます。 障害が発生した場合に頻繁な間隔でポーリングを実行する必要があるので、この値は[モニタ スレッド スリープ時間]未満である必要があります

クエリ詳細のログ

有効にした場合、サーバによって実行されたすべての Oracle、MS SQL、MySQL データベース クエリがログに記録されます。 デフォルトでは、このオプションは無効で、[トレース ログの有効化]の場合と同様にデバッグが必要なときに限り有効にする必要があります。

データベース接続のモニタ

このオプションが有効な場合、サーバはデータベース モニタ スレッドを作成します。 そうでない場合、データベース モニタリングは無効です。

プライマリに自動的に戻す

プライマリ データベースへの接続が失敗すると、サーバはバックアップ データベースを選択します。 このオプションが有効な場合、プライマリ データベースが稼働していると、サーバは自動的にプライマリ データベースに戻ります。

  1. 保存]をクリックして変更内容を保存します。
  2. 更新したパラメータに応じて、サーバ インスタンスをリフレッシュするか再起動します。

    この方法の詳細については、「サーバ インスタンスのリフレッシュ」および「サーバ インスタンスの再起動」を参照してください。