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CA Risk Authentication ケース管理サービスの開始

次の手順に従ってください:

  1. 以下のコマンドを実行します。
    source <install_location>/arcot/sbin/arrfenv
    

    このコマンドで、<install_location> を CA Risk Authentication がインストールされているディレクトリのパスに置き換えます。

  2. 以下のディレクトリに移動します。
    install_location/arcot/bin/
    
  3. 以下のコマンドを実行します。
    ./casemanagementserver start
    

    注: ケース管理サーバを停止する場合は、bin ディレクトリに移動し、「./casemanagementserver stop」コマンドを入力します。

ユーザ データ サービス(UDS)の展開

CA Risk Authentication は、リレーショナル データベース(RDBMS)から、または UDS を使用して LDAP サーバから直接ユーザ データにアクセスできます。UDS は、CA Risk Authentication に対して、組織で展開されているサードパーティ データ リポジトリへのシームレスなアクセスを提供する抽象化層です。

次の手順に従ってください:

  1. 作業ディレクトリを以下の場所に変更します。
    install_location/arcot/sbin/
    
  2. 「source arrfenv」と入力し、Enter キーを押して必要な環境変数を設定します。
  3. 以下の場所にある arcotuds.war をアプリケーション サーバ上に展開します。
    install_location/arcot/java/webapps/
    

    例: Apache Tomcat では、この WAR ファイルを APP_SERVER_HOME/webapps/ に展開します。

    注: 展開手順は、使用しているアプリケーション サーバによって異なります。 詳細な手順については、アプリケーション サーバ ベンダーのドキュメントを参照してください。

  4. (WebSphere のみ)アプリケーション ファイルが更新されると、UDS クラスを再ロードするように設定します。
    1. [Application]-[Enterprise Applications]-[UDS Settings]に移動します。
    2. [Class loader order]で、[Classes loaded with local class loader first (parent last)]オプションを選択します。
    3. [WAR class loader policy]で、[Single class loader for application]を選択します。
    4. [適用]をクリックします。
  5. アプリケーション サーバを再起動します。
  6. UDS が正常に展開されたかどうかを確認する方法

    注: UDS 関連情報のログ記録には arcotuds.log ファイルが使用されます。

    1. 以下の場所に移動します。
      install_location/arcot/logs/
      
    2. 任意のエディタで arcotuds.log ファイルを開き、以下の行を見つけます。
      • User Data Service (Version: 2.0.3) initialized successfully.

      この行は、UDS が正常に展開されたことを示しています。

    3. また、ログ ファイルに FATAL および WARNING のメッセージが含まれていないことも確認します。
    4. ファイルを閉じます。