CA Strong Authentication インストール ガイド（Windows 用） › IBM WebSphere への管理コンソールの展開

IBM WebSphere への管理コンソールの展開

IBM WebSphere 7.0、8.0、および 8.5 に CA Advanced Authentication を展開するには、以下の手順に従います。

1. 作業ディレクトリを、次のディレクトリに変更します。

   <install_location>/arcot/sbin
   

2. 「source arwfenv」と入力し、Enter キーを押して $ARCOT_HOME 環境変数を設定します。
3. 変更を有効にするために、アプリケーション サーバを再起動します。
4. CA Advanced Authentication の WAR ファイルがある以下の場所に移動します。

   <install_location>/arcot/java/webapps
   

5. arcotadmin.war ファイルを一時ディレクトリにコピーします。 たとえば、opt/arcot_temp などです。
6. arcotadmin.war ファイルの内容を抽出します。

   /opt/arcot_temp/WEB_INF/lib ディレクトリに抽出される JAR のうち、以下の JAR が IBM WebSphere で共有ライブラリを作成するために使用されます。

   • axiom-api-1.2.10.jar
   • axiom-impl-1.2.10.jar
   • axis2-java2wsdl-1.5.2.jar
   • backport-util-concurrent-3.1.jar
   • commons-httpclient-3.1.jar
   • commons-pool-1.5.5.jar
   • axiom-dom-1.2.10.jar
   • axis2-adb-1.5.2.jar
   • axis2-kernel-1.5.2.jar
   • commons-codec-1.3.jar
   • commons-logging-1.1.1.jar
   • log4j-1.2.16.jar
   • axis2-transport-http-1.5.2.jar
   • axis2-transport-local-1.5.2.jar
7. IBM WebSphere Administration Console にログインします。
8. ［Environment］をクリックしてから、［Shared Libraries］をクリックします。
   1. ［Scope］ドロップダウンから、有効な可視性範囲を選択します。 スコープには、アプリケーションを展開するターゲット サーバ/ノードが含まれる必要があります。
   2. ［新規］をクリックします。
   3. 名前を入力します（たとえば、ArcotAdminSharedLibrary）。
   4. クラスパスを指定します。 手順 3 で抽出したすべての JAR ファイルのパスとファイル名を入力します。

      例： /opt/arcot_temp/WEB_INF/lib/axiom-api-1.2.10.jar

   5. ［Apply］をクリックして、変更を保存します。
9. CA Advanced Authentication の WAR ファイルがある以下の場所に移動します。

   <install_location>/arcot/java/webapps
   

10. アプリケーション サーバに arcotadmin.war を展開します。
11. 以下の手順に従って、共有ライブラリを設定します。
    1. ［Applications］-［Application Types］-［WebSphere Enterprise Applications］をクリックします。
    2. ［arcotadmin_war］をクリックします。
    3. ［References］セクションで、［Shared library references］をクリックします。
    4. ［arcotadmin_war］を選択し、［Reference shared libraries］をクリックします。
    5. ［Available］リストから［ArcotAdminSharedLibrary］を選択し、［Selected］リストに移動させます。
    6. ［OK］をクリックして設定を保存します。
12. 以下の手順に従って、クラス ローダの順序およびポリシーを設定します。
    1. ［Applications］-［Application Types］-［WebSphere enterprise applications］をクリックします。
    2. ［arcotadmin_war］をクリックします。
    3. ［Class loading and update detection］リンクをクリックします。
    4. ［Class loader order］セクションで、［Classes loaded with local class loader first (parent last)］オプションを選択します。
    5. ［WAR class loader policy］セクションで、［Single class loader for application］オプションを選択します。
    6. ［OK］をクリックして設定を保存します。
13. アプリケーションが再起動されたことを確認します。