分散システム インストールでは、1 つ目のシステムに CA Risk Authentication サーバをインストールします。
上級ユーザには、コンポーネントを選択してインストールできる Custom インストールをお勧めします。
インストールを正常に実行するには、インストールに使用するユーザ アカウントが Administrators グループに属している必要があります。
注: 「インストールの準備」の説明に従って、事前インストール ソフトウェア コンポーネントがすべてインストールされ、データベースがセットアップされていることを確認してください。
次の手順に従ってください:
[次へ]をクリックします。
注: インストーラによって、ほかの CA 製品がコンピュータにインストールされているかどうかが確認されます。 インストールされた既存の CA 製品が見つからなければ、インストール ディレクトリの入力を求めるプロンプトが表示されます。
インストーラが既存の CA 製品インストール(既存の ARCOT_HOME)を検出した場合
例: CA Risk Authentication サーバ、ケース管理キュー サーバ、管理コンソール(SDK およびサンプル アプリケーションなし)、およびユーザ行動プロファイリング アプリケーションをインストールする場合は、以下のオプションを選択します。
注: サンプル アプリケーションをインストールするには、[CA Risk Authentication SDKs and Sample Application]オプションを選択して、インストールを続行します。
コンポーネントに関する情報を以下の表に示します。
|
[Component] |
Description |
|---|---|
|
リスク評価サーバ |
管理コンソールからの以下のリクエストを処理するコア処理エンジン(CA Risk Authentication サーバ)がインストールされます。
また、このコンポーネントでは、サーバに組み込まれている以下の Web サービスもインストールされます。
|
|
ケース管理キュー サーバ |
ケースに対応するテクニカル サポート担当者(CSR)にケースを割り当てるコア キュー エンジン(ケース管理キュー サーバ)をインストールします。 注: 管理コンソールのすべてのインスタンスは、ある一時点では、ケース管理キュー サーバの単一のインスタンスにのみ接続できます。 |
|
CA Risk Authentication SDK およびサンプル アプリケーション |
CA Risk Authentication サーバにリスク評価リクエストを転送するためにアプリケーションから呼び出すことができるプログラミング インターフェースを(API および Web サービスの形式で)提供します。 このパッケージは、以下のサブコンポーネントで構成されます。
詳細については、「CA Risk Authentication SDK および Web サービスの設定」を参照してください。 |
|
管理コンソール |
CA Risk Authentication サーバおよびリスク評価関連の設定を管理するための Web ベースのインターフェースを提供します。 |
|
ユーザ データ サービス |
リレーショナル データベース(RDBMS)やディレクトリ サーバ(LDAP)など、各種ユーザ リポジトリにアクセスするための抽象化層として機能する UDS をインストールします。 |
|
ユーザ行動プロファイリング |
データが不十分な場合に、同じユーザまたはそのピア グループのユーザによる以前のアクセスと現在のトランザクションとの類似点または相違点を測定します。 |
注: この画面で[Evaluation Server]オプションを選択しなかった場合、手順 7 から手順 9 の画面は表示されません。
[Next]を選択して続行します。
[次へ]をクリックします。
注: Microsoft SQL Server データベースを使用している場合、ODBC ドライバのバージョンが「データベース サーバの設定」の章に記載されているものと同じであることを確認してください。
|
パラメータ |
Description |
|---|---|
|
ODBC DSN |
インストーラはこの値を使用して DSN を作成します。 CA Risk Authentication サーバは、この DSN を使用してデータベースに接続します。 推奨される入力値は arcotdsn です。 注: データベース ソース名(DSN)によって、ODBC ドライバを使用してデータベースに接続する際に必要な情報が指定されます。 この情報にはデータベース名、ディレクトリ、データベース ドライバ、ユーザ ID、およびパスワードが含まれます。 |
|
サーバ |
CA Risk Authentication データストアのホスト名または IP アドレス。 デフォルト インスタンス
名前付きインスタンス
|
|
User Name |
CA Risk Authentication がデータベースにアクセスする際のデータベース ユーザ名。 この名前は、データベース管理者によって指定されます。 (MS SQL Server では一般的に、このユーザ名を「ログイン」と呼びます)。 このユーザには、セッションの作成権限と DBA 権限が付与されている必要があります。 注: ユーザ名はプライマリ DSN とバックアップ用 DSN とで異なっている必要があります。 |
|
Password |
上記のフィールドで指定したユーザ名に関連付けられているパスワード。CA Risk Authentication がデータベースにアクセスする際に使用されます。 このパスワードはデータベース管理者によって指定されます。 |
|
データベース |
MS SQL データベース インスタンスの名前。 |
|
Port Number |
データベースが受信リクエストをリスンするポート。 デフォルトのポートは 1433 です。 ただし、別のポートを指定する場合は、このフィールドにポート値を入力します。 |
|
パラメータ |
Description |
|---|---|
|
ODBC DSN |
インストーラはこの値を使用して DSN を作成します。 CA Risk Authentication サーバは、この DSN を使用して CA Risk Authentication データベースに接続します。 推奨される入力値は arcotdsn です。 注: データベース ソース名(DSN)によって、ODBC ドライバを使用してデータベースに接続する際に必要な情報が指定されます。 この情報にはデータベース名、ディレクトリ、データベース ドライバ、ユーザ ID、およびパスワードが含まれます。 |
|
User Name |
CA Risk Authentication がデータベースにアクセスする際のデータベース ユーザ名。 この名前は、データベース管理者によって指定されます。 (MS SQL Server では一般的に、このユーザ名を「ログイン」と呼びます)。 このユーザには、セッションの作成権限と DBA 権限が付与されている必要があります。 注: ユーザ名はプライマリ DSN とバックアップ用 DSN とで異なっている必要があります。 |
|
Password |
上記のフィールドで指定したユーザ名に関連付けられているパスワード。CA Risk Authentication がデータベースにアクセスする際に使用されます。 このパスワードはデータベース管理者によって指定されます。 |
|
Service ID |
サーバ上で実行される Oracle データベースのインスタンスを表す Oracle システム識別子(SID) |
|
Port Number |
データベースが受信リクエストをリスンするポート。 Oracle データベースがリスンするデフォルト ポートは 1521 です。 ただし、別のポートを指定する場合は、このフィールドにポート値を入力します。 |
|
ホスト名 |
CA Risk Authentication データストアのホスト名または IP アドレス。
|
|
パラメータ |
Description |
|
ODBC DSN |
インストーラはこの値を使用して DSN を作成します。 CA Risk Authentication サーバは、この DSN を使用して CA Risk Authentication データベースに接続します。 推奨される入力値は arcotdsn です。 注: データベース ソース名(DSN)によって、ODBC ドライバを使用してデータベースに接続する際に必要な情報が指定されます。 この情報にはデータベース名、ディレクトリ、データベース ドライバ、ユーザ ID、およびパスワードが含まれます。 |
|
サーバ |
CA Risk Authentication データストアのホスト名または IP アドレス。 デフォルト インスタンス
名前付きインスタンス
|
|
User Name |
CA Risk Authentication がデータベースにアクセスする際のデータベース ユーザ名。 この名前は、データベース管理者によって指定されます。 このユーザには、セッションの作成権限と DBA 権限が付与されている必要があります。 注: ユーザ名はプライマリ DSN とバックアップ用 DSN とで異なっている必要があります。 |
|
Password |
上記のフィールドで指定したユーザ名に関連付けられているパスワード。CA Risk Authentication がデータベースにアクセスする際に使用されます。 このパスワードはデータベース管理者によって指定されます。 |
|
データベース |
MySQL データベース インスタンスの名前。 |
|
Port Number |
データベースが受信リクエストをリスンするポート。 MySQL データベースがリスンするデフォルト ポートは 3306 です。 ただし、別のポートを指定する場合は、このフィールドにポート値を入力します。 |
[次へ]をクリックして続行します。
<install_location>\Arcot Systems\conf\securestore.enc に格納され、データベースに格納されたデータを暗号化するために使用されるマスタ キーのパスワードを指定します。 デフォルトでは、この値は MasterKey に設定されています。
注: インストール後にマスタ キーの値を変更する場合は、新しいマスタ キーの値を使用して securestore.enc を再生成する必要があります。 詳細については、「インストール後のハードウェア セキュリティ モジュール情報の変更」を参照してください。
機密データの暗号化にハードウェア セキュリティ モジュール(HSM)を使用するかどうかを指定します。
このオプションを選択しない場合、デフォルトでは、ソフトウェア モードを使用してデータが暗号化されます。
HSM に接続するためのパスワードを指定します。
Luna HSM と nCipher netHSM の 2 つのオプションから、使用する HSM を指定します。
以下の HSM 情報を指定します。
Luna (cryptoki.dll)および nCipher netHSM (cknfast.dll)の場合は、ファイルの絶対パスと名前を指定します。
Luna の場合、デフォルト値は 0 です。
nCipher netHSM の場合、デフォルト値は 1 です。
注: CA Risk Authentication をインストールしている現在のシステムに Microsoft Visual C++ 2010 x86 がない場合は、[Microsoft Visual C++ 2010 x86 Redistributable Setup]画面が表示されます。
[Microsoft Visual C++ 2010 x86 Redistributable Setup]画面で、以下の手順を実行します。
CA Risk Authentication のインストールを続行します。
注: インストールが完了したら、以降のセクションの説明に従ってインストール後のタスクを実行してください。
インストールの完了後、<install_location> ディレクトリのインストール ログ ファイル(Arcot_RiskFort_Install_<timestamp>.log)にアクセスできます。
例: インストール ディレクトリとして C:\Program Files ディレクトリを指定した場合、インストール ログ ファイルは C:\Program Files ディレクトリに作成されます。
インストールが何らかの理由で失敗した場合、エラー メッセージはこのログ ファイルに記録されます。
|
Copyright © 2014 CA Technologies.
All rights reserved.
|
|