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手順 2: アプリケーション サーバへのデータベース アクセス ファイルのコピー

UDS および CA Advanced Authentication では、データベースに安全にアクセスするために以下のファイルを使用します。

Apache Tomcat へのデータベース アクセス ファイルのコピー

次の手順に従ってください:

  1. 以下のディレクトリに libArcotAccessKeyProvider.so ファイルをコピーします。
  2. arcot-crypto-util.jar ファイルを以下のディレクトリにコピーします。
    <Apache Tomcat で使用する JAVA_HOME>/jre/lib/ext
    
  3. libArcotAccessKeyProvider.so ファイルがコピーされるディレクトリに LD_LIBRARY_PATH を設定しエクスポートします。
  4. アプリケーション サーバを再起動します。

    : 残りのインストール タスクの一環としてアプリケーション サーバの再起動が必要になります。 アプリケーション サーバを再起動する回数を最小限に抑えるには、再起動を必要とする最後のタスクを実行した後に 1 回再起動します。

IBM WebSphere へのデータベース アクセス ファイルのコピー

次の手順に従ってください:

  1. IBM WebSphere Administration Console にログインします。
  2. Environment]をクリックしてから、[Shared Libraries]をクリックします。
    1. Scope]ドロップダウンから、有効な可視性範囲を選択します。 スコープには、アプリケーションを展開するターゲット サーバ/ノードが含まれる必要があります。
    2. New]をクリックします。
    3. 名前を入力します(たとえば、ArcotJNI)。
    4. クラスパスを指定します。 このパスは、arcot-crypto-util.jar ファイルが存在し、ファイル名も含まれる場所を指している必要があります。 たとえば、<install_location>/arcot/java/lib/arcot-crypto-util.jar などです。
    5. JNI のライブラリ パスを入力します。 このパスは、libArcotAccessKeyProvider.so ファイルがある場所を指している必要があります。 たとえば、<install_location>/arcot/java/native/linux/<32bit-or-64bit> などです。
    6. Apply]をクリックします。
  3. サーバ レベルのクラス ローダを設定します。
    1. [Servers]-[Server Types]-[WebSphere Application Servers]に移動します。
    2. Application Servers]で、設定が行われたサーバの設定ページにアクセスします。
    3. Java and Process Management]をクリックしてから、[Class Loader]をクリックします。
    4. New]をクリックします。 デフォルトの[Classes loaded with parent class loader first]を選択して、[OK]をクリックします。
    5. 自動生成されたクラス ローダ ID をクリックします。
    6. クラス ローダの[Configuration]ページで、[Shared Library References]をクリックします。
    7. Add]をクリックし、この手順の前半で作成した共有ライブラリ(たとえば、ArcotJNI)を選択して、[Apply]をクリックします。
    8. 変更を保存します。
  4. 以下のディレクトリに libArcotAccessKeyProvider.so ファイルをコピーします。
  5. アプリケーション サーバを再起動します。

    : 残りのインストール タスクの一環としてアプリケーション サーバの再起動が必要になります。 アプリケーション サーバを再起動する回数を最小限に抑えるには、再起動を必要とする最後のタスクを実行した後に 1 回再起動します。

Oracle WebLogic へのデータベース アクセス ファイルのコピー

次の手順に従ってください:

  1. 以下のディレクトリに libArcotAccessKeyProvider.so をコピーします。
  2. libArcotAccessKeyProvider.so ファイルがコピーされるディレクトリに LD_LIBRARY_PATH を設定しエクスポートします。
  3. arcot-crypto-util.jar を <Oracle WebLogic インスタンスで使用する JAVA_HOME>/jre/lib/ext ディレクトリにコピーします。
  4. WebLogic Administration Console にログインします。
  5. Deployments]に移動します。
  6. Lock and Edit]オプションを有効にします。
  7. Install]をクリックして、arcot-crypto-util.jar ファイルが含まれるディレクトリに移動します。
  8. 次へ]をクリックします。

    [Application Installation Assistant]画面が表示されます。

  9. 次へ]をクリックします。

    [Summary]ページが表示されます。

  10. 完了]をクリックします。
  11. 変更を有効にします。
  12. アプリケーション サーバを再起動します。

    : 残りのインストール タスクの一環としてアプリケーション サーバの再起動が必要になります。 アプリケーション サーバを再起動する回数を最小限に抑えるには、再起動を必要とする最後のタスクを実行した後に 1 回再起動します。

JBoss へのデータベース アクセス ファイルのコピー

次の手順に従ってください:

  1. 以下に対して libArcotAccessKeyProvider.so をコピーします。

    ここで、JBoss_JAVA_HOME は、JBoss アプリケーション サーバ インスタンスによって使用される JAVA_HOME を表します。

  2. <JBOSS_HOME>\modules\advauth-admin-libs\main\ というフォルダ構造を作成し、<ARCOT_HOME>\java\lib から以下の JAR をこのフォルダにコピーします。
  3. 同じフォルダ(<JBOSS_HOME>\modules\advauth-admin-libs\main\)内に module.xml という名前で、以下のコードを持つファイルを作成します。
    <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
    <module xmlns="urn:jboss:module:1.1" name="advauth-admin-libs">
    <resources>
    <resource-root path="arcot-crypto-util.jar"/> 
    <resource-root path="bcprov-jdk15-146.jar"/> 
    </resources>
        <dependencies>
            <module name="javax.api"/>
        </dependencies>
    	              </module>
    
  4. アプリケーション サーバを再起動します。