マシン属性のサポート

OTP デスクトップクライアントでは、以下のマシン属性をデバイスロックに使用できます。

注：属性の詳細については、「クライアントリファレンスガイド 7.1」の第 4 章「ネイティブクライアントのマシン PIN」を参照してください。

属性	説明
mem	物理メモリサイズを表示します。
vol	ブートパーティションのボリューム ID を表示します。
bios	シリアル番号および製造元名などの BIOS 情報を表示します。この情報は存在しない場合があります。
mac	プライマリネットワークインターフェースカードの MAC アドレスを表示します。
moth	シリアル番号および製造元名などのマザーボード情報を表示します。この情報は存在しない場合があります。
hd	モデル番号および製造元の名前などのハードディスク（HD）情報を表示します。外部 USB、メモリカードなどのリムーバブル HD は含まれません。固定 HD のみが含まれます。
proc	モデルおよびクロック速度などの主な中央処理装置（CPU）情報を表示します。マルチプロセッサマシンの場合、すべての CPU の情報が含まれます。
encl	Dell によって製造されたコンピュータなど、一部のコンピュータのエンクロージャ情報にエンコードされたサービスタグを表示します。

重要： マシン属性に記載されているすべての属性がすべてのプラットフォームでサポートされているわけではありません。各プラットフォームの属性のリストを以下に示します。

プラットフォーム	サポートされている属性
Windows	mem_vol_mac_moth_bios_hd_proc_encl
Mac	mem_vol_mac_moth_hd_pro
Linux	mem_vol_mac_moth_bios_proc

注： devlock 属性を指定しないことをお勧めします。代わりに、以下のデフォルトを使用できます。

一定に保つためにパフォーマンスと属性の可能性に基づいて各プラットフォームで設定されるデフォルトを選択しました。

注： hd および proc の情報を収集する Windows は低速になる可能性があります。そのため、この処理はお勧めしません。

DLAT 属性

デフォルト属性を使用しない場合は、OTP 認証情報の DLAT および DLRQ カード文字列属性を使用してカスタム属性設定を定義します。

たとえば、この属性は以下の形式で使用されます。

				DLAT=vol_mac_moth

サポートされているすべての属性を使用するには、DLAT を「ALL」に設定します。

注：デフォルトでは、デバイスロックは有効です。デバイスロックを無効にするには、OTP カード文字列で DLRQ=false を設定します。