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簡単なサマリ

RiskMinder Web サービスを使用する環境をセットアップするために実行する必要がある手順を、以下に簡単にまとめています。

  1. 以下の場所に移動して WSDL にアクセスします。

    Microsoft Windows の場合: install_location\Arcot Systems\wsdls\

    Unix ベースのプラットフォームの場合: install_location/arcot/wsdls/

  2. WSDL ファイルを使用してクライアントのスタブ クラスを生成します。

    WSDL ファイルからクライアントのスタブ クラスを生成するには、Apache Axis や Microsoft.NET などの SOAP フレームワークを使用できます。

  3. 手順 2 で生成されたスタブ クラスを使用して、クライアント アプリケーションを作成します。

    クライアントの記述、およびクライアントが RiskMinder Web サービスに接続するのに必要なファイルの記述に関する詳細については、選択したソフトウェアに応じてそれぞれのベンダーのドキュメントを参照してください。

  4. 以下の表に示されているデフォルト URL を使用して、クライアントを RiskMinder Web サービスのエンド ポイントに接続します。

    注: 以下の表に、Web サービスがクライアントのリクエストをリスンするデフォルト URL のリストを示します。 サービス エンド ポイントの URL を変更している場合は、設定した新しい場所にクライアントを接続します。

Web サービス

URL

組織管理 Web サービス

http://Apphost:Port/arcotuds/services/Arcot
UserRegistryMgmtSvc

  • Apphost: UDS (ユーザ データ サービス)を展開したシステムのホスト名または IP アドレス。
  • Port: UDS を展開したアプリケーション サーバがリスンしているポート番号。

ユーザ管理 Web サービス

http://Apphost:Port/arcotuds/services/Arcot
UserRegistrySvc

  • Apphost: UDS を展開したシステムのホスト名または IP アドレス。
  • Port: UDS を展開したアプリケーション サーバがリスンしているポート番号。

設定管理 Web サービス

http://Apphost:Port/arcotuds/services/Arcot
ConfigRegistrySvc

  • Apphost: UDS (ユーザ データ サービス)を展開したシステムのホスト名または IP アドレス。
  • Port: UDS を展開したアプリケーション サーバがリスンしているポート番号。

リスク評価 Web サービス

http://Apphost:Port/services/RiskFortEvaluateRiskSvc

  • Apphost: RiskMinder サーバがインストールされているシステムのホスト名または IP アドレス。
  • Port: トランザクション Web サービス プロトコルがリスンしているポート番号。 デフォルトでは、このポートは 7778 です。

管理 Web サービス

http://Apphost:Port/services/ArcotRiskFort
AdminSvc

  • Apphost: RiskMinder サーバがインストールされているシステムのホスト名または IP アドレス。
  • Port: 管理 Web サービス プロトコルがリスンしているポート番号。 デフォルトでは、このポートは 7777 です。

    注: SSL を使用して接続を保護するには、SSL 接続用の Web サービス プロトコルを有効にします。 詳細な手順については、付録「追加の設定」を参照してください。

  1. クライアントを介して RiskMinder Web サービスにリクエストを送信します。

    RiskMinder Web サービスはそのリクエストを処理し、メッセージ、レスポンス コード、理由コード、およびトランザクション ID をレスポンス メッセージで返します。