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個人保証メッセージの設定

個人保証メッセージ(PAM)は、RiskMinder で保護されているリソースにユーザがアクセスしようとした場合にユーザに表示されるテキスト文字列です。 この文字列によって、ユーザが正規のネットワークまたはリソースに接続していることが保証されます。

ユーザの PAM を設定するには、setPAM 操作を使用する必要があります。 このセクションでは、ユーザの PAM を設定するための以下の手順について説明します。

リクエスト メッセージの準備

以下の表に、setPAMRequest メッセージの要素のリストを示します。

要素

必須

説明

UserId/orgName

いいえ

ユーザが属する組織の名前です。

注: 組織名が渡されない場合、その操作ではデフォルトの組織が使用されます。

UserId/userName

はい

システムでユーザを識別するための一意の識別子。

UserId/userRefId

いいえ

1 人のユーザが実行したさまざまな操作を追跡するために参照用として使用される識別子。

PAM

いいえ

RiskMinder で保護されているリソースにユーザがアクセスしようとした場合に、ユーザに表示される個人保証メッセージ(PAM)。

注: PAM 要素を渡していない場合、PAM には空の値が設定されます。

pamImageURL

いいえ

RiskMinder で保護されているリソースにユーザがアクセスしようとした場合に、ユーザに表示される 画像が含まれる URL。

clientTxId

いいえ

呼び出し元アプリケーションが含めることができる一意のトランザクション識別子。 この識別子は、関連するトランザクションの追跡に役立ちます。

Web サービスの起動

ユーザの PAM を設定する方法

  1. (オプション) setPAM 操作のヘッダに認証および許可の詳細を含めます。 ヘッダ要素の詳細については、「Web サービス セキュリティの管理」を参照してください。
  2. setPAMRequest 要素を使用して、この表に記載されているユーザ情報を収集します。
  3. setPAMRequest メッセージを使用して、前の手順で指定した詳細に従って入力メッセージを作成します。
  4. ArcorUserRegistrySvc サービスの setPAM 操作を呼び出して、ユーザの PAM を設定します。

    この操作では、トランザクション識別子および認証トークンが含まれる setPAMResponse メッセージが返されます。 レスポンス メッセージの詳細については、以下のセクションを参照してください。

レスポンス メッセージの解釈

setPAMResponse レスポンス メッセージでは、SOAP エンベロープ ヘッダでトランザクション識別子および認証トークンが返されます。 これらの要素については以下の表で説明します。 操作が正常に実行されると、SOAP 本文で成功のメッセージが返されます。 エラーがある場合は、エラー レスポンスが返されます。 SOAP エラー メッセージの詳細については、付録「例外コードおよびエラー コード」を参照してください。

要素

説明

udsTransactionID

UDS を使用して実行されたトランザクションの一意の識別子。

authToken

Web サービスにアクセスするための認証情報の検証が成功した場合に返される認証トークン。 このトークンによって、その Web サービスへの後続のアクセスでは認証情報を提示する必要がなくなります。

デフォルトでは、認証トークンは 1 日間有効で、その後は認証が再度必要になります。