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API ワークフローおよびリファレンス

サンプル アプリケーションをリスク評価に使用する場合は、以下のようにします。

  1. com.arcot.riskfort.sampleapp.initialize パッケージの ArRFInitHandler.class が呼び出されます。

    初期化が完了したら、RiskMinder はリクエストを処理することができます。

  2. RiskMinder 関連の操作を行う RiskFactory が com.arcot.riskfort.sampleapp.helpers パッケージの ArRFEvaluateHelper.class によって呼び出されます。

    ArRFEvaluateHelper.class の evaluateRisk() メソッドが呼び出されると、RiskXActionAPI インターフェースが呼び出されます。

  3. リスク評価を実行するには、アプリケーションのサーブレット、.jsp またはその他の呼び出しファイルは、ArRFEvaluateHelper クラスの evaluateRisk() メソッドを呼び出す必要があります。

    このメソッドはレスポンスとして RiskAssessment オブジェクトを返します。それには、riskScore、riskAdvice、deviceID およびアプリケーションの関連情報が含まれます。

    重要: この段階で生成されたリスク スコアおよびアドバイスに基づいて、アプリケーションは、必要なアクションを実行するためのロジックを提供する必要があります。たとえば、CSR にトランザクション リクエストを転送したり、ユーザに追加の認証を実行するように強制するなどです。

  4. 事後評価を実行するには、アプリケーションのサーブレット、.jsp またはその他の呼び出しファイルは、ArRFEvaluateHelper クラスの postEvaluateHelper() メソッドを呼び出す必要があります。

    重要: evaluateRisk() メソッドが実行された後でのみ、postEvaluateHelper() メソッドを呼び出す必要があります。

    このメソッドでは、入力データとして CallerID、RiskAssessment オブジェクト(evaluateRisk() 関数による戻り値)、2 次認証の結果(ある場合、secondaryAuthenticationStatus)、および関連名(オプション)を受け入れます。その後、アプリケーションに最終アドバイスが含まれた postEvaluateResponseObj オブジェクトを返します。

    以下の表に、上記のワークフローに必要なクラスおよびメソッドを示します。

API

説明

クラス: ArRFEvaluateHelper

リスク評価および事後評価に必要なメソッドが含まれるヘルパー クラス。

メソッド: evaluateRisk()

リスク スコアおよびリスク アドバイスを生成するメソッド。

メソッド: postEvaluateHelper()

最終的なリスク アドバイスを生成するメソッド。 このアドバイスはブール値です。 True の場合、アドバイスは ALLOW ですが、False の場合、アドバイスはトランザクションを ALLOW に設定しません。

このメソッドは、evaluateRisk() が実行された後でのみ呼び出す必要があります。