Risk Evaluation API では、必須入力に加えて name-value のペア形式の追加入力も受け入れます。 これらの追加入力は、カスタム ルールおよび評価コールアウトを作成する場合に特に役立ちます。 これは、任意のパラメータをこのクラスに追加して、カスタム ルールおよび評価コールアウトに渡すことができるためです。 これらの入力は、その後、リスクの評価に使用できます。
このクラスへの入力には、ロケール、呼び出し元アプリケーションの詳細、またはリスク評価に使用できるその他のトランザクション関連の詳細などの情報を含めることができます。 このような name-value の追加のカスタム パラメータを使用すると、各トランザクションからの入力をリアルタイムにキャプチャできます。また、これらのパラメータはリスク評価を正常に行うために、展開されたカスタム ルールによって処理されます。
RiskMinder の com.arcot.riskfortAPI.AdditionalInputs パッケージでは AdditionalInputs クラスを提供しています。このクラスを使用して、使用する追加情報を設定できます。 Risk Evaluation の AdditionalInputs クラスによってサポートされている事前定義済みの追加入力パラメータには、以下のものが含まれます。
呼び出し元アプリケーションにメッセージを返す際に RiskMinder で使用するロケールを指定します。
呼び出し元アプリケーションでのトランザクション識別子を指定します。 これは、エンド ツー エンドのトランザクションを追跡する場合に役立ちます。
カスタムのリスク評価パラメータを実装する方法
public void put(java.lang.String name, java.lang.String value)
指定した name (入力パラメータの名前)の追加入力が存在しない場合、追加入力が作成されます。 存在する場合、新しい value (入力パラメータの値)で上書きされます。 name と value のどちらにも長い文字列は使用しないことをお勧めします。
注: name および value のパラメータには = および改行文字(\n)を使用しないでください。 name および value にこれらのいずれかの文字が含まれている場合、API 動作は未定義になります。
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