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新規ルールの使用例

以下のサブセクションでは、デフォルトの CA Risk Authentication ルールと作成したルールを組み合わせて、複合的な要因と条件を使用してカスタムの組み合わせルールを定義する方法について説明します。

注: 以下の例にあるルール(SAFE_COUNTRIES など)は、安全な送金元と見なされる国のリストを使用する単純なリスト ルールを表すものです。

高額チェック

トランザクション金額が 500 ドルを超えるかどうかをチェックする必要がある AMOUNT_CHECK ルールの以下の詳細について検討します。

この例のルールは、以下の内容を実行します。

  1. Amount という名前のタグによって evaluateRisk() API 呼び出しで渡される AdditionalInput の文字列(Amount=750)を解析し、このタグの変数 ActualAmount の値を抽出します。

    注: AdditionalInput エレメントの解析の詳細については、Javadoc を参照してください。

  2. ルールのパラメータ値(500)を抽出し、それを ParameterAmount という変数に保存します。
  3. この場合、ActualAmount(750)が ParameterAmount(500)より大きいため、Matched が返されます。

予期しない場所からの高速のユーザ頻度

SAFE_COUNTRIES が単純なリスト ルール(US、CA、UK、DE などのエレメントを含む)を参照している場合を考えます。この場合、以下のように新しいルールを定義して、通常以外の場所からのユーザ頻度が高速のトランザクションを見つけることができます。

USERVELOCITY AND NOT SAFE_COUNTRIES

予期しない場所からの高速のデバイス頻度

「予期しない場所からの高速のユーザ頻度」と同様に、以下のように新しいルールを定義して、通常以外の場所からのデバイス頻度が高速のトランザクションを見つけることができます。

DEVICEVELOCITY AND NOT SAFE_COUNTRIES

予期しない場所からの電子送金

HIGHAMTCHK と呼ばれるルールを作成した場合を考えます(「高額チェック」で説明)。また、SAFE_COUNTRIES ルールで送金元が安全であると考えられる国のリストを使用すると、以下のようなルールを定義して、通常ではない場所からの小額または高額の電子送金を追跡できます。

(HIGHAMTCHK OR Amount < 20) AND NOT SAFE_COUNTRIES