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新規ルールの作成に使用するデータ エレメントと演算子

新規ルールを作成するには、以下のエレメントが必要です。

データ エレメント

作成するルールに応じて、以下のデータ エレメントから選択できます。

演算子

ルールを作成するために使用する演算子は、以下のカテゴリに分類できます。

以下の表では、トランザクション エレメントおよび対応する演算子について説明します。

データ エレメント

使用する場合

演算子の説明

ACTION

1 つ以上の事前定義済みアクションがリスト内にあるか、特定の期間中に実行されたかをルールが追跡する必要がある場合。

  • IN_LIST: 実行されたアクションが単純なルックアップ リストにあるかどうかを確認します。 完全一致のみが許可されます。 [リスト データおよびカテゴリ マッピングの管理]ページで、リストを表示し、このリストにデータをアップロードできます。 詳細については、「ルール リスト データのアップロード」を参照してください。
  • VELOCITY: 指定されたアクション セットのトランザクションの頻度が事前定義済みのしきい値に達するか超えているかを確認し、この条件が満たされる場合 True を返します。 このルールは、以前のパスワードの変更が現在のトランザクションを危険にする状況を検出するのに役立ちます。 たとえば、過去 24 時間に送金の前にパスワードのリセットが行われていないかどうかを確認するには、[対象アクション セット]リストの FORGOT_PWD アクションに対して[次の値以上]が 1、[期間]が 24 時間のルールを設定する必要があります。
  • IN_CATEGORY: マッピング データ セットのテーブル内の実行されたアクションをチェックし、リスト データ セット内の入力の関連する派生値を比較します。 完全一致および部分一致が許可されます。

USERNAME

ルールで、トランザクションが特定のユーザによって実行されたかどうかを確認する必要がある場合。

  • IN_LIST: ユーザが単純なルックアップ リストにあるかどうかを確認します。 完全一致および部分一致が許可されます。 [リスト データおよびカテゴリ マッピングの管理]ページで、リストを表示し、このリストにデータをアップロードできます。 詳細については、「ルール リスト データのアップロード」を参照してください。
  • VELOCITY: 特定のユーザのトランザクションの数が指定された期間および頻度によって設定された制限を超えているかどうかを確認します。
  • ZONE_HOP: 短い間隔で同一ユーザによって複数の遠く離れた場所から送信されるトランザクションを確認します。
  • UNKNOWN: ユーザが CA Risk Authentication データベースにすでに登録されているかどうかを確認します。
  • IN_CATEGORY: マッピング データ セットのテーブル内のユーザをチェックし、リスト データ セット内の入力の関連する派生値を比較します。 完全一致および部分一致が許可されます。

 

CURRENTTIME

ルールで、トランザクションが実行された時刻に基づいて不審なトランザクション パターンを識別する必要がある場合。

  • 以下の演算子を使用して、トランザクションが実行された CURRENTTIME を指定された時刻と比較します。
    – EQUAL_TO
    – NOT_EQUAL_TO
    – GREATER_THAN
    – LESS_THAN
    – GREATER_OR_EQUAL
    – LESS_OR_EQUAL
  • IN_LIST: CURRENTTIME が単純なルックアップ リストにあるかどうかを確認します。 完全一致および部分一致が許可されます。 [リスト データおよびカテゴリ マッピングの管理]ページで、リストを表示し、このリストにデータをアップロードできます。 詳細については、「ルール リスト データのアップロード」を参照してください。
  • IN_CATEGORY: マッピング データ セットのテーブル内の CURRENTTIME をチェックし、リスト データ セット内の入力の関連する派生値を比較します。 完全一致および部分一致が許可されます。

    注: CURRENTTIME の形式は HHMM です。

DATE

ルールで、トランザクションが実行された日付に基づいて不審なトランザクション パターンを識別する必要がある場合。

  • IN_LIST: DATE が単純なルックアップ リストにあるかどうかを確認します。 完全一致のみが許可されます。 [リスト データおよびカテゴリ マッピングの管理]ページで、リストを表示し、このリストにデータをアップロードできます。 詳細については、「ルール リスト データのアップロード」を参照してください。
  • 以下の演算子を使用して、トランザクションの DATE を指定された日付と比較します。
    – EQUAL_TO
    – NOT_EQUAL_TO
    – GREATER_THAN
    – LESS_THAN
    – GREATER_OR_EQUAL
    – LESS_OR_EQUAL
  • IN_CATEGORY: マッピング データ セットのテーブル内の DATE をチェックし、リスト データ セット内の入力の関連する派生値を比較します。 完全一致および部分一致が許可されます。

    注: DATE の形式は YYYYMMDD です。

DAYOFMONTH

ルールで、トランザクションが実行された月内の日付に基づいて不審なトランザクション パターンを識別する必要がある場合。

  • IN_LIST: DAYOFMONTH が単純なルックアップ リストにあるかどうかを確認します。 完全一致のみが許可されます。 [リスト データおよびカテゴリ マッピングの管理]ページで、リストを表示し、このリストにデータをアップロードできます。 詳細については、「ルール リスト データのアップロード」を参照してください。
  • 以下の演算子を使用して、トランザクションが実行された DAYOFMONTH を選択された月内の日付と比較します。
    – EQUAL_TO
    – NOT_EQUAL_TO
    – GREATER_THAN
    – LESS_THAN
    – GREATER_OR_EQUAL
    – LESS_OR_EQUAL
  • IN_CATEGORY: マッピング データ セットのテーブル内の DAYOFMONTH をチェックし、リスト データ セット内の入力の関連する派生値を比較します。 完全一致および部分一致が許可されます。

    注: DAYOFMONTH は、01 = 1 月、02 = 2 月というような 2 桁の数です。

DAYOFWEEK

ルールで、トランザクションが実行された曜日に基づいて不審なトランザクション パターンを識別する必要がある場合。

  • IN_LIST: DAYOFWEEK が単純なルックアップ リストにあるかどうかを確認します。 完全一致のみが許可されます。 [リスト データおよびカテゴリ マッピングの管理]ページで、リストを表示し、このリストにデータをアップロードできます。 詳細については、「ルール リスト データのアップロード」を参照してください。
  • IN_CATEGORY: マッピング データ セットのテーブル内の DAYOFWEEK をチェックし、リスト データ セット内の入力の関連する派生値を比較します。 完全一致および部分一致が許可されます。

    注: DAYOFWEEK に使用できる値は、SUNDAY、MONDAY、TUESDAY、WEDNESDAY、THURSDAY、FRIDAY、および SATURDAY です。

MONTH

ルールで、トランザクションが実行された月に基づいて不審なトランザクション パターンを識別する必要がある場合。

  • IN_LIST: トランザクションの MONTH が単純なルックアップ リストにあるかどうかを確認します。 完全一致のみが許可されます。 [リスト データおよびカテゴリ マッピングの管理]ページで、リストを表示し、このリストにデータをアップロードできます。 詳細については、「ルール リスト データのアップロード」を参照してください。
  • 以下の演算子を使用して、トランザクションの MONTH を指定されたと比較します。
    – EQUAL_TO
    – NOT_EQUAL_TO
    – GREATER_THAN
    – LESS_THAN
    – GREATER_OR_EQUAL
    – LESS_OR_EQUAL
  • IN_CATEGORY: マッピング データ セットのテーブル内の MONTH をチェックし、リスト データ セット内の入力の関連する派生値を比較します。 完全一致および部分一致が許可されます。

    注: MONTH の形式は MM です。

YEAR

ルールで、トランザクションが実行された年に基づいて不審なトランザクション パターンを識別する必要がある場合。

  • IN_LIST: トランザクションの YEAR が単純なルックアップ リストにあるかどうかを確認します。 完全一致のみが許可されます。 [リスト データおよびカテゴリ マッピングの管理]ページで、リストを表示し、このリストにデータをアップロードできます。 詳細については、「ルール リスト データのアップロード」を参照してください。
  • 以下の演算子を使用して、トランザクションの YEAR を指定されたと比較します。
    – EQUAL_TO
    – NOT_EQUAL_TO
    \xE2\x80\x93 GREATER_THAN
    – LESS_THAN
    – GREATER_OR_EQUAL
    – LESS_OR_EQUAL
  • IN_CATEGORY: マッピング データ セットのテーブル内の YEAR をチェックし、リスト データ セット内の入力の関連する派生値を比較します。 完全一致および部分一致が許可されます。

    注: YEAR の形式は YYYY です。

以下の表では、3D セキュア チャネルに固有のトランザクション エレメントについて説明します。

データ エレメント

使用する場合

演算子の説明

ACQ_BIN

ルールで、トランザクションが実行された業者のアクワイアラ BIN を確認する必要がある場合。

  • IN_LIST: アクワイアラ BIN が単純なルックアップリストにあるかどうかを確認します。 完全一致および部分一致が許可されます。 [リスト データおよびカテゴリ マッピングの管理]ページで、リストを表示し、このリストにデータをアップロードできます。 詳細については、「ルール リスト データのアップロード」を参照してください。
  • IN_CATEGORY: マッピング データ セットのテーブル内のアクワイアラ BIN をチェックし、リスト データ セット内の入力の関連する派生値を比較します。 完全一致および部分一致が許可されます。

AMOUNT

ルールで、指定された通貨のしきい値の金額と比較してトランザクションを追跡する必要がある場合。

 

自動通貨換算をサポートするルールを設定できます。 これが有効な場合、基準通貨でしきい値の金額のみを指定する必要があります。 自動換算を使用しない追加の通貨でしきい値を指定することができます。

 

通貨換算テーブルの詳細については、付録「通貨換算」を参照してください。

  • 以下の演算子を使用して、トランザクションの AMOUNT を指定された金額と比較します。
    – EQUAL_TO
    – NOT_EQUAL_TO
    – GREATER_THAN
    – LESS_THAN
    – GREATER_OR_EQUAL
    – LESS_OR_EQUAL
  • IN_LIST: AMOUNT が単純なルックアップ リストにあるかどうかを確認します。 完全一致および部分一致が許可されます。 [リスト データおよびカテゴリ マッピングの管理]ページで、リストを表示し、このリストにデータをアップロードできます。 詳細については、「ルール リスト データのアップロード」を参照してください。
  • IN_CATEGORY: マッピング データ セットのテーブル内の AMOUNT をチェックし、リスト データ セット内の入力の関連する派生値を比較します。 完全一致および部分一致が許可されます。

CURRCODE

ルールで、トランザクションに使用された 3 桁の数値コードを確認する必要がある場合。

  • IN_LIST: 通貨コードが単純なルックアップ リストにあるかどうかを確認します。 完全一致のみが許可されます。 [リスト データおよびカテゴリ マッピングの管理]ページで、リストを表示し、このリストにデータをアップロードできます。 詳細については、「ルール リスト データのアップロード」を参照してください。
  • IN_CATEGORY: マッピング データ セットのテーブル内の通貨コードをチェックし、リスト データ セット内の入力の関連する派生値を比較します。 完全一致および部分一致が許可されます。

MERCHANT_ID

ルールで、トランザクションに関与する業者の一意の識別子に基づいて不審なトランザクション パターンを識別する必要がある場合。

  • IN_LIST: 業者 ID が単純なルックアップ リストにあるかどうかを確認します。 完全一致および部分一致が許可されます。 [リスト データおよびカテゴリ マッピングの管理]ページで、リストを表示し、このリストにデータをアップロードできます。 詳細については、「ルール リスト データのアップロード」を参照してください。
  • IN_CATEGORY: マッピング データ セットのテーブル内の業者の ID をチェックし、リスト データ セット内の入力の関連する派生値を比較します。 完全一致および部分一致が許可されます。

MERCHANT_NAME

ルールで、トランザクションに関与する業者の名前に基づいて不審なトランザクション パターンを識別する必要がある場合。

  • IN_LIST: 業者名が単純なルックアップ リストにあるかどうかを確認します。 完全一致および部分一致が許可されます。 [リスト データおよびカテゴリ マッピングの管理]ページで、リストを表示し、このリストにデータをアップロードできます。 詳細については、「ルール リスト データのアップロード」を参照してください。
  • IN_CATEGORY: マッピング データ セットのテーブル内の業者名をチェックし、リスト データ セット内の入力の関連する派生値を比較します。 完全一致および部分一致が許可されます。

MERCHANT_URL

ルールで、トランザクションに関与する業者の URL に基づいて不審なトランザクション パターンを識別する必要がある場合。

  • IN_LIST: 業者の URL が単純なルックアップ リストにあるかどうかを確認します。 完全一致および部分一致が許可されます。 [リスト データおよびカテゴリ マッピングの管理]ページで、リストを表示し、このリストにデータをアップロードできます。 詳細については、「ルール リスト データのアップロード」を参照してください。
  • IN_CATEGORY: マッピング データ セットのテーブル内の業者の URL をチェックし、リスト データ セット内の入力の関連する派生値を比較します。 完全一致および部分一致が許可されます。

MERCH_CAT

ルールで、トランザクションに関与する業者のカテゴリに基づいて不審なトランザクション パターンを識別する必要がある場合。

  • IN_LIST: 業者のカテゴリが単純なルックアップ リストにあるかどうかを確認します。 完全一致および部分一致が許可されます。 [リスト データおよびカテゴリ マッピングの管理]ページで、リストを表示し、このリストにデータをアップロードできます。 詳細については、「ルール リスト データのアップロード」を参照してください。
  • IN_CATEGORY: マッピング データ セットのテーブル内の業者のカテゴリをチェックし、リスト データ セット内の入力の関連する派生値を比較します。 完全一致および部分一致が許可されます。

MERCH_COUN

ルールで、購入が行われた業者の国コードに基づいて不審なトランザクション パターンを識別する必要がある場合。 MERCH_COUN は 3 桁の ISO 国コードです。

  • IN_LIST: 業者の国が単純なルックアップ リストにあるかどうかを確認します。 完全一致および部分一致が許可されます。 [リスト データおよびカテゴリ マッピングの管理]ページで、リストを表示し、このリストにデータをアップロードできます。 詳細については、「ルール リスト データのアップロード」を参照してください。
  • IN_CATEGORY: マッピング データ セットのテーブル内の業者の国をチェックし、リスト データ セット内の入力の関連する派生値を比較します。 完全一致および部分一致が許可されます。

PREVTXNDATA

ルールで、前のトランザクションが指定された時間数内の選択されたアクションのいずれかと一致するかどうかを確認する場合。

前のトランザクション タイプが指定された時間フレーム内のこのユーザの選択されたタイプと同じだった場合、ルールは True を返します。

CHECK:特定のユーザの指定された期間内に実行された前のトランザクションのタイプが、選択されたアクションの 1 つ以上と一致するかどうかを確認します。 トランザクション タイプは以下のとおりです。

  • REGULAR: 標準的な購入トランザクション。
  • ATTEMPTS: 試行トランザクション(ユーザは登録されず、銀行はユーザの認証を試行したことを業者に通知できます)。
  • AE_WITH_PWD: すべてのカード所有者が有効なパスワードを持つ自動登録。
  • AE_WITHOUT_PWD: 一部のカード所有者が空のパスワードを持つ自動登録。
  • FORGOT_PWD: パスワードを忘れたトランザクション。
  • SEC_CH: セカンダリ カード所有者の追加(追加のカード所有者(ユーザ名/パスワード)が既存のカード番号に追加されます)。
  • FORGOT_PWD_MULTI_CH: 複数のカード所有者シナリオ内のパスワードを忘れたトランザクション。
  • FORGOT_PWD_SINGLE_CH: 単一のカード所有者シナリオ内のパスワードを忘れたトランザクション(これは FORGOT_PWD と同じです)。
  • ABRIDGED_ADS: 一時パスワードで買い物をする間の有効化。
  • SEC_CH_ABRIDGED: 簡易登録によるセカンダリ カード所有者。
  • UNKNOWN: 不明なトランザクション タイプ(これは例外的な状況です)。

以下の表では、デバイス エレメントおよび対応する演算子について説明します。

データ エレメント

使用する場合

演算子の説明

BROWSER

ルールで、トランザクションが発生したブラウザを確認する必要がある場合。

  • IN_LIST: ブラウザ名が単純なルックアップ リストにあるかどうかを確認します。 完全一致および部分一致が許可されます。 [リスト データおよびカテゴリ マッピングの管理]ページで、リストを表示し、このリストにデータをアップロードできます。 詳細については、「ルール リスト データのアップロード」を参照してください。
  • IN_CATEGORY: マッピング データ セットのテーブル内のブラウザ名をチェックし、リスト データ セット内の入力の関連する派生値を比較します。 完全一致および部分一致が許可されます。

    注: サポートされているブラウザは、Mobile Safari、Android Webkit、Microsoft Internet Explorer、Firefox、Epiphany、K-Meleon、Konqueror、Minimo、Mozilla、SeaMonkey、Netscape、NetPositive、Novarra、OmniWeb、Opera、Safari、Camino、Shiira、Lynx、w3m、Chrome、CrMo、CriOS、Avant Browser、PSP、ELinks、Links、および OffByOne です。

DEVICEID

ルールで、トランザクションに関与するデバイスの ID に基づいて不審なトランザクション パターンを識別する必要がある場合。

  • VELOCITY: 特定のデバイスからの 1 人以上のユーザによって実行されたトランザクションの数が期間と頻度によって設定された制限を超えるかどうかを確認します。
  • UNKNOWN: デバイスが認識されたデバイスかどうかを確認します。
  • IN_LIST: デバイス ID が単純なルックアップ リストにあるかどうかを確認します。 完全一致および部分一致が許可されます。 [リスト データおよびカテゴリ マッピングの管理]ページで、リストを表示し、このリストにデータをアップロードできます。 詳細については、「ルール リスト データのアップロード」を参照してください。
  • IN_CATEGORY: マッピング データ セットのテーブル内のデバイス ID をチェックし、リスト データ セット内の入力の関連する派生値を比較します。 完全一致および部分一致が許可されます。
  • VELOCITY_DISTINCT_USER: 特定のデバイスから設定された期間内にトランザクションを実行した n 名の個別ユーザの数をカウントします。 詳細については、「Device User Velocity ルールの作成」を参照してください。

DEVICETYPE

ルールで、トランザクションに関与するデバイスのタイプをチェックする必要がある場合。

  • IN_LIST: デバイス タイプが単純なルックアップ リストにあるかどうかを確認します。 完全一致および部分一致が許可されます。 [リスト データおよびカテゴリ マッピングの管理]ページで、リストを表示し、このリストにデータをアップロードできます。 詳細については、「ルール リスト データのアップロード」を参照してください。
  • IN_CATEGORY: マッピング データ セットのテーブル内のデバイス タイプをチェックし、リスト データ セット内の入力の関連する派生値を比較します。 完全一致および部分一致が許可されます。

    注: サポートされているデバイス タイプは、PC、Mac、iPad、iPhone、Kindle、Android、Linux、BlackBerry、Nokia、iPod、PlayBook、Web OS、HP Tablet、Sony PlayStation、および任天堂 Wii です。

MFPMATCHPERCENT

ルールで、マシン フィンガープリントの一致をチェックする必要がある場合。

入力デバイスのシグネチャと対応する格納済みデバイス シグネチャの一致率が、以下のしきい値に対して LESSER_OR_EQUAL であるかどうかを確認します。

  • シグネチャ一致しきい値: トランザクションに有効なデバイス ID があり、入力シグネチャが前のトランザクションのシグネチャと照合される場合にチェックされる一致率に対するしきい値。
  • 逆引きしきい値: 入力デバイス シグネチャをユーザに正常に関連付けられたデバイス シグネチャと照合することによりデバイス ID が取得される場合にチェックされる一致率に対するしきい値。

OS

ルールで、トランザクションに関与するデバイスによって使用されるオペレーティング システムをチェックする必要がある場合。

  • IN_LIST: オペレーティング システムが単純なルックアップ リストにあるかどうかを確認します。 完全一致および部分一致が許可されます。 [リスト データおよびカテゴリ マッピングの管理]ページで、リストを表示し、このリストにデータをアップロードできます。 詳細については、「ルール リスト データのアップロード」を参照してください。
  • IN_CATEGORY: マッピング データ セットのテーブル内のオペレーティング システム値をチェックし、リスト データ セット内の入力の関連する派生値を比較します。 完全一致および部分一致が許可されます。

    注: サポートされている OS は、Windows 98、Windows 95、Windows NT 4.0、Windows NT 3.51、Windows NT、Windows CE、Windows、PPC Mac OS X Mach-O、PPC Mac OS X、Intel Mac OS X、PPC Mac OS、Intel Mac OS、Mac OS、Macintosh、Linux、FreeBSD、NetBSD、OpenBSD、Debian、Gentoo、Red Hat Linux、SUSE、CentOS、Fedora、Mandriva、PCLinuxOS、Ubuntu、OS/2、SunOS、PalmOS、Symbian、Darwin、J2ME/MIDP、PSP、iOS、および Android です。

以下の表では、地理的位置エレメントおよび対応する演算子について説明します。

データ エレメント

使用する場合

演算子の説明

CITY

ルールで、トランザクションが発生した市区町村をチェックする必要がある場合。

  • IN_LIST:発生元の市区町村が単純なルックアップ リストにあるかどうかを確認します。 完全一致および部分一致が許可されます。
  • IN_CATEGORY: マッピング データ セットのテーブル内の発生元の市区町村をチェックし、リスト データ セット内の入力の関連する派生値を比較します。 完全一致および部分一致が許可されます。

[リスト データおよびカテゴリ マッピングの管理]ページで、データ リストにデータをアップロードし、カテゴリ マッピングを管理できます。 詳細については、「ルール リスト データのアップロード」を参照してください。

CLIENTIPADDRESS

ルールで、トランザクションの実行に使用されるクライアント IP アドレスをチェックする必要がある場合。

  • IN_TRUSTED_LIST: クライアントの IP アドレスがトラステッド IP アドレスの事前定義済みリストにあるかどうかを確認します。
  • IN_LIST: IP アドレスが単純なルックアップ リストにあるかどうかを確認します。 完全一致および部分一致が許可されます。 [リスト データおよびカテゴリ マッピングの管理]ページで、リストを表示し、このリストにデータをアップロードできます。 詳細については、「ルール リスト データのアップロード」を参照してください。
  • VELOCITY: この IP アドレスからのトランザクションの数が期間と頻度によって設定された制限を超えているかどうかを確認します。
  • IN_NEGATIVE_LIST: 匿名プロキシをチェックします。
  • IN_CATEGORY: マッピング データ セットのテーブル内のIP アドレスをチェックし、リスト データ セット内の入力の関連する派生値を比較します。 完全一致および部分一致が許可されます。

CONNECTIONTYPE

ルールで、トランザクションの実行に使用された接続のタイプを確認する必要がある場合。 CONNECTIONTYPE は、インターネット プロバイダへの接続のタイプを示します。

  • IN_LIST: CONNECTIONTYPE が単純なルックアップ リストにあるかどうかを確認します。 完全一致および部分一致が許可されます。 [リスト データおよびカテゴリ マッピングの管理]ページで、リストを表示し、このリストにデータをアップロードできます。 詳細については、「ルール リスト データのアップロード」を参照してください。
  • IN_CATEGORY: マッピング データ セットのテーブル内の CONNECTIONTYPE をチェックし、リスト データ セット内の入力の関連する派生値を比較します。 完全一致および部分一致が許可されます。

可能な値のリストについては、「接続タイプ」を参照してください。

CONTINENT

ルールで、トランザクションが発生した大陸をチェックする必要がある場合。

  • IN_LIST: トランザクションが発生した大陸が単純なルックアップ リストにあるかどうかを確認します。 完全一致および部分一致が許可されます。 CA Risk Authentication では、入力 IP アドレスに基づいて国情報を導き出します。
  • IN_CATEGORY: マッピング データ セットのテーブル内のトランザクションが発生した大陸をチェックし、リスト データ セット内の入力の関連する派生値を比較します。 完全一致および部分一致が許可されます。

[リスト データおよびカテゴリ マッピングの管理]ページで、データ リストにデータをアップロードし、カテゴリ マッピングを管理できます。 詳細については、「ルール リスト データのアップロード」を参照してください。
大陸のリストについては、「大陸」を参照してください。

COUNTRY

ルールで、トランザクションが発生した国をチェックする必要がある場合。

  • IN_NEGATIVE_LIST: 発生元の国が「拒否」国の事前定義済みリストにあるかどうかを確認します。
  • IN_LIST: 発生元の国が単純なルックアップ リストにあるかどうかを確認します。 完全一致および部分一致が許可されます。 CA Risk Authentication では、入力 IP アドレスに基づいて国情報を導き出します。
  • IN_CATEGORY: マッピング データ セットのテーブル内の発生元の国をチェックし、リスト データ セット内の入力の関連する派生値を比較します。 完全一致および部分一致が許可されます。

[リスト データおよびカテゴリ マッピングの管理]ページで、データ リストにデータをアップロードし、カテゴリ マッピングを管理できます。 詳細については、「ルール リスト データのアップロード」を参照してください。

IP_ROUTINGTYPE

ルールで、トランザクションの実行に使用された接続の IP ルーティング タイプをチェックする必要がある場合。

IP_ROUTINGTYPE は、場所の正確性の評価を支援する IP アドレスの属性です。

  • IN_LIST: IP_ROUTINGTYPE が単純なルックアップ リストにあるかどうかを確認します。 完全一致および部分一致が許可されます。 [リスト データおよびカテゴリ マッピングの管理]ページで、リストを表示し、このリストにデータをアップロードできます。 詳細については、「ルール リスト データのアップロード」を参照してください。
  • IN_CATEGORY: マッピング データ セットのテーブル内の IP_ROUTINGTYPE をチェックし、リスト データ セット内の入力の関連する派生値を比較します。 完全一致および部分一致が許可されます。

可能な値のリストについては、付録「IP ルーティング タイプ」を参照してください。

LINESPEED

ルールで、トランザクションを実行するために使用されるユーザのインターネット接続の速度をチェックする必要がある場合。

  • IN_LIST: LINESPEED が単純なルックアップ リストにあるかどうかを確認します。 完全一致および部分一致が許可されます。 [リスト データおよびカテゴリ マッピングの管理]ページで、リストを表示し、このリストにデータをアップロードできます。 詳細については、「ルール リスト データのアップロード」を参照してください。
  • IN_CATEGORY: マッピング データ セットのテーブル内の LINESPEED をチェックし、リスト データ セット内の入力の関連する派生値を比較します。 完全一致および部分一致が許可されます。

可能な値のリストについては、「回線速度」を参照してください。

REGION

ルールで、トランザクションが発生した都道府県をチェックする必要がある場合。

  • IN_LIST: 発生元の都道府県が単純なルックアップ リストにあるかどうかを確認します。 完全一致および部分一致が許可されます。 [リスト データおよびカテゴリ マッピングの管理]ページで、リストを表示し、このリストにデータをアップロードできます。 詳細については、「ルール リスト データのアップロード」を参照してください。
  • IN_CATEGORY: マッピング データ セットのテーブル内の発生元の都道府県をチェックし、リスト データ セット内の入力の関連する派生値を比較します。 完全一致および部分一致が許可されます。

[リスト データおよびカテゴリ マッピングの管理]ページで、データ リストにデータをアップロードし、カテゴリ マッピングを管理できます。 詳細については、「ルール リスト データのアップロード」を参照してください。

可能な値のリストについては、「地域」を参照してください。

STATE

ルールで、トランザクションが発生した都道府県をチェックする必要がある場合。

  • IN_LIST: 発生元の都道府県が単純なルックアップ リストにあるかどうかを確認します。 完全一致および部分一致が許可されます。 [リスト データおよびカテゴリ マッピングの管理]ページで、リストを表示し、このリストにデータをアップロードできます。 詳細については、「ルール リスト データのアップロード」を参照してください。
  • IN_CATEGORY: マッピング データ セットのテーブル内の発生元の都道府県をチェックし、リスト データ セット内の入力の関連する派生値を比較します。 完全一致および部分一致が許可されます。

[リスト データおよびカテゴリ マッピングの管理]ページで、データ リストにデータをアップロードし、カテゴリ マッピングを管理できます。 詳細については、「ルール リスト データのアップロード」を参照してください。

以下の表では、モデル エレメントおよび対応する演算子について説明します。

データ エレメント

使用する場合

演算子の説明

MODEL_SCORE

ルールで、モデル評価の結果のスコアをチェックする必要がある場合

  • 以下の演算子を使用して、モデル スコアを指定された値と比較します。
    – EQUAL_TO
    – NOT_EQUAL_TO
    – GREATER_THAN
    – LESS_THAN
    – GREATER_OR_EQUAL
    – LESS_OR_EQUAL
  • IN_LIST: モデル スコアが単純なルックアップ リストにあるかどうかを確認します。 完全一致および部分一致が許可されます。 [リスト データおよびカテゴリ マッピングの管理]ページで、リストを表示し、このリストにデータをアップロードできます。 詳細については、「ルール リスト データのアップロード」を参照してください。
  • IN_CATEGORY: マッピング データ セットのテーブル内のモデル スコアをチェックし、リスト データ セット内の入力の関連する派生値を比較します。 完全一致および部分一致が許可されます。