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トラステッド アグリゲータの設定

アグリゲータは、複数の企業にわたってユーザのログイン情報を照合することによりアカウント集約サービスを提供するサードパーティ ベンダーです。 保護されたポータルからユーザがログインした場合と、アグリゲータ経由でアクセスした場合とでは、送信元 IP アドレスが異なります。 多くの企業が、これらのアカウントとデータの集約サービス プロバイダのサービスを使用し、オンライン サービスの範囲を拡大しています。

組織に「信頼されている」アグリゲータが発信元である(または経由している)トランザクションは低リスクであると考えられます。 このため、CA Risk Authentication では、これらのアグリゲータのリストを設定する機能を提供し、アグリゲータの IP アドレスが発信元となっているすべてのトランザクションに低いスコアおよび ALLOW アドバイスを割り当てるようにします。

CA Risk Authentication は、IP アドレス範囲と一意のアグリゲータ ID を組み合わせることにより、一意にアグリゲータを識別します。 このアグリゲータ ID もトランザクションと共に CA Risk Authentication に送信される必要があります。

また CA Risk Authentication では、各アグリゲータにつき 3 つまでの一意の ID をいつでも指定できます。 これにより、セキュリティを強化する目的で ID を定期的にローテーションすることができます。 このローテーション中に、CA Risk Authentication は、アグリゲータで後で更新できるように、新しい ID に加えて前の ID を引き続き認識します。

[リスト データおよびカテゴリ マッピングの管理]ページを使用して、トラステッド アグリゲータと関係する以下のタスクを実行します。

トラステッド アグリゲータの追加

トラステッド アグリゲータを追加するには、以下のタスクを実行します。

  1. GA としてログインしていることを確認します。
  2. 組織]タブをアクティブにします。
  3. 組織の管理]で、[組織の検索]リンクをクリックします。
  4. [組織の検索]ページの[検索]ボタンをクリックして、組織のリストを表示します。
  5. 変更する組織の選択]の下で、ルールを適用する組織名のリンクをクリックします。
  6. CA Risk Authentication 設定]タブをクリックします。
  7. サイド バー メニューの[ルール管理]セクションで、[リスト データおよびカテゴリ マッピングの管理]リンクをクリックします。

    [リスト データおよびカテゴリ マッピングの管理]ページが表示されます。

  8. 既存のルール セットの選択]リストから、この設定が適用可能なルール セットを選択します。

    ルール セット設定情報が表示されます。

  9. リスト データを管理]オプションを選択します。
  10. リスク タイプの選択]リストから、[トラステッド アグリゲータ リスト]を選択します。
  11. リストの選択]ドロップダウン リストから、対応するリストの作成中に指定したリスト識別子を選択します。
  12. 新規アグリゲータの追加]フィールドで新しいアグリゲータの名前を指定し、[作成]をクリックします。

    更新された[トラステッド アグリゲータ設定]ページが表示されます。

  13. 設定する[アグリゲータ]をドロップダウン リストから選択します。
  14. IP アドレス]フィールドに開始 IP アドレスを入力します。
  15. 以下のいずれかのオプションを選択します。
  16. 範囲を追加]をクリックしてこの IP アドレスまたは範囲をデータベースに追加します。

    アグリゲータに追加した範囲の[トラステッド IP リスト]テーブルが、ページの最後に表示されます。

    変更はまだアクティブではなく、エンド ユーザに利用可能ではありません。

  17. 変更をアクティブにするには、それらを運用環境に移行する必要があります。

    詳細については、「運用環境への移行」を参照してください。

トラステッド アグリゲータの更新

CA Risk Authentication ではアグリゲータ ID を更新できます。 これらの ID の定期的な更新は、アグリゲータ ID のローテーションと呼ばれています。

重要: セキュリティ目的にアグリゲータ ID の定期的なローテーションまたは変更が推奨されます。 このローテーション期間はビジネス ルールに応じて決定できます。

ID が更新された後、最新のアグレゲータ ID がアグリゲータに伝えられていることを確認する必要があります。 アグリゲータ ID の伝達には遅延が生じる場合があります。 この期間、CA Risk Authentication は、新しいアグリゲータ ID と同様に古い ID も IP アドレスに関連付けられていることを認識します。

注: アグリゲータ側から始まるトランザクションには、CA Risk Authentication API によって指定された形式でこのアグリゲータ ID が含まれている必要があります。

アグリゲータ ID を更新する方法

  1. 「トラステッド アグリゲータの追加」の手順 1 ~ 11 を完了して、トラステッド アグリゲータの設定情報を表示します。
  2. アグリゲータ]リストから既存のアグリゲータを選択します。

    トラステッド アグリゲータの設定情報に、選択されたアグリゲータのアグリゲータ ID が表示されます。

  3. アグリゲータ ID の更新]をクリックして新しい Aggregator ID を生成します。

    アグリゲータの更新されたアグリゲータ ID が表示され、次の空のアグリゲータ ID が表示されます。

  4. トラステッド IP リスト]テーブルで、更新するアグリゲータ IP アドレスまたは範囲を選択します。
  5. 必要な変更を加え、[更新]をクリックします。

    変更はまだアクティブではなく、エンド ユーザに利用可能ではありません。

  6. 変更をアクティブにするには、それらを運用環境に移行する必要があります。

    詳細については、「運用環境への移行」を参照してください。

トラステッド アグリゲータの削除

トラステッド アグリゲータを追加するには、以下のタスクを実行します。

  1. 「トラステッド アグリゲータの追加」の手順 1 ~ 11 を完了して、トラステッド アグリゲータの設定情報を表示します。
  2. アグリゲータ]リストから既存のアグリゲータを選択します。

    トラステッド アグリゲータの設定情報が表示されます。

  3. トラステッド IP リスト]テーブルで、削除するアグリゲータ IP アドレスまたは範囲を選択します。
  4. 削除]をクリックして、選択した情報を削除します。

    変更はまだアクティブではなく、エンド ユーザに利用可能ではありません。

  5. 変更をアクティブにするには、それらを運用環境に移行する必要があります。

    詳細については、「運用環境への移行」を参照してください。