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組織の削除

AuthMinder 内の組織を削除するには、deleteOrg 操作を使用します。 組織を削除した後も、その組織に関連する情報はシステムに保持されたままです。 そのため、削除された組織と同じ名前の組織は作成できません。

このセクションでは、組織の削除に関する以下のトピックについて説明します。

注: 組織を削除した後、変更を有効にするにはシステム キャッシュをリフレッシュする必要があります。 システム キャッシュをリフレッシュする方法の詳細については、「組織キャッシュのリフレッシュ」を参照してください。

リクエスト メッセージの準備

組織を削除するには、deleteOrgRequest メッセージを使用します。 以下の表に、このリクエスト メッセージの要素のリストを示します。

要素

必須

説明

orgName

はい

組織を識別する一意の名前。

clientTxId

いいえ

呼び出し元アプリケーションが含めることができる一意のトランザクション識別子。 この識別子は、関連するトランザクションの追跡に役立ちます。

Web サービスの起動

組織を削除する方法

  1. (オプション) deleteOrg 操作のヘッダに認証および許可の詳細を含めます。 ヘッダ要素の詳細については、「Web サービス セキュリティの管理」の章を参照してください。
  2. 組織の詳細を削除するには、deleteOrgRequest 要素を使用します。
  3. deleteOrgRequest メッセージを使用して、前の手順で取得した詳細に従って入力メッセージを作成します。
  4. ArcorUserRegistryMgmtSvc サービスの deleteOrg 操作を呼び出して、組織を削除します。

    この操作では、トランザクション識別子、認証トークン、および組織の詳細が含まれる deleteOrgResponse メッセージが返されます。 レスポンス メッセージの詳細については、以下のセクションを参照してください。

レスポンス メッセージの解釈

deleteOrgResponse レスポンス メッセージでは、SOAP エンベロープ ヘッダでトランザクション識別子および認証トークンが返されます。 これらの要素については以下の表で説明します。 操作が正常に実行されると、SOAP 本文で成功のメッセージが返されます。 エラーがある場合は、エラー レスポンスが返されます。 SOAP エラー メッセージの詳細については、付録「エラー コード」を参照してください。

要素

説明

udsTransactionID

UDS を使用して実行されたトランザクションの一意の識別子。

authToken

Web サービスにアクセスするための認証情報の検証が成功した場合に返される認証トークン。 このトークンによって、その Web サービスへの後続のアクセスでは認証情報を提示する必要がなくなります。

デフォルトでは、認証トークンは 1 日間有効で、その後は認証が再度必要になります。