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seini ユーティリティ - 環境設定ファイルの管理

UNIX で該当

seini ユーティリティは、CA Access Control データベースおよびすべてのホストの初期設定ファイルを管理します。 ホストに対して以下の処理を行います。

seini ユーティリティは、その他の .ini ファイルのトークンもすべて表示します。 初期設定ファイルの名前は、常に拡張子 .ini で終わる必要があります。 WRITE 権限および ADMIN 権限が割り当てられている限り、任意のリモート ホストから .ini ファイルを操作できます。

スイッチを指定しない場合は、データベースおよび seos.ini ファイルのパスが表示されます。

注:: seosd が実行中でない場合、またはデータベースのルールによって明示的に許可されている場合にのみ、seini ユーティリティで seos.ini ファイルを更新できます。

seos.ini ファイルに特定のトークンを追加することによって、seini でトークンおよびセクションのインテリジェント検索を実行できます。 この機能では、完全一致または部分一致(25% 以内の許容誤差)が見つかるまで、各トークンまたは各セクションを、指定したトークンまたはセクションと比較することによって、スペル エラーがチェックされます。 該当するトークンまたはセクションが見つかると、指定した操作が実行されます。それ以外の場合は、エラー メッセージが表示されます。

注: インテリジェント検索機能は、seini ユーティリティを起動したホストでのみ実行できます。

このコマンドの形式は以下のようになります。

seini [-d] [host]
seini [-i] [host]
seini [-H host] ¥
{[-f [host.]section.token [ini_file]] | ¥
[-r [host.]section.token [ini_file]] | ¥
[-s [host.]section.token value [ini_file]] | ¥
[-sn [host.]section.token value [ini_file]]}
‑d [host]

リモート ホスト上のデータベースのパスを表示します。 ホストを指定しない場合は、ローカル ホストのパスが表示されます。

‑f [host.]section.token [ini_file]

指定したホスト上の指定した初期設定ファイルのセクションにあるトークンの値を表示します。 指定したセクションまたはトークンが見つからない場合は、空の行が表示されます。 ホスト、セクション、およびトークンの名前は、ピリオド(.)で区切る必要があります。 ini_file を指定しない場合は、seos.ini ファイルのセクションおよびトークンが検索されます。 ローカル コンピュータの情報を表示するには、host パラメータを省略します。

‑g section

定義したセクションのトークンを一覧表示します。

-h

このユーティリティのヘルプ画面を表示します。

‑H [host]

-f、-r、-s、および -sn の各フラグを指定して、使用するリモート ホストを指定します。

‑i [host]

初期設定ファイル seos.ini のパス名を指定します。 ホストを指定しない場合は、ローカル ホストのパス名が表示されます。

‑r [host.]section.token [ini_file]

指定したホストの初期設定ファイルのセクションからトークンを削除します。 ini_file を指定しない場合、seos.ini ファイルからトークンが削除されます。

ローカル コンピュータの情報を削除するには、セクション名とトークン名のみを指定します。

‑s [host.]section.token value [ini_file]

指定したホストの初期設定ファイルのセクションにあるトークンの値を設定します。 ini_file パラメータを指定しない場合、seos.ini ファイルに値が設定されます。 セクションまたはトークンが存在せず、リモート ホストを指定している場合は、そのセクションまたはトークンが作成されます。

ローカル コンピュータにセクションまたはトークンを作成するには、‑sn スイッチを使用します。

‑sn [host.]section.token newValue [ini_file]

指定したホストの初期設定ファイルのセクションにあるトークンの値を設定します。 ini_file パラメータを指定しない場合、seos.ini ファイルに値が設定されます。 セクションまたはトークンが存在せず、ローカル ホストを指定している場合は、そのセクションまたはトークンが作成されます。

リモート コンピュータにセクションまたはトークンを作成するには、‑s スイッチを使用します。

例: seini の使用