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SegraceW ユーティリティ - Windows でのパスワードの有効期限の確認

Windows で該当

Windows GUI 猶予ユーティリティは、ユーザのパスワードの有効期限が切れているかどうか、またはユーザに猶予ログイン回数があるかどうかを確認します。 該当する場合は、パスワードを変更できるウィンドウが表示されます。

SegraceW は、CA Access Control 以外の環境のスタンドアロン モジュールとして実行できます。 このため、SegraceW ユーティリティはドメイン内のあらゆるワークステーションに適用できます。

SegraceW は、最初にプライマリ ドメイン コントローラへの接続を試みます(NT 4.0 環境の場合)。この試みが失敗した場合にのみ、バックアップ ドメイン コントローラを探します。 Windows 2000 以降の環境では、SegraceW は最初に見つかったドメイン コントローラへの接続を試みます。

注: リモート ホストが SegraceW の実行オプションで明示的に指定されている場合、SegraceW はそのリモート ホストにのみ接続します。

SegraceW ユーティリティは、ドメイン コントローラの NETLOGON 共有にあるログイン バッチ ファイルから呼び出されるように設計されています。

SegraceW ユーティリティは、ユーザのパスワードの有効期限が切れているかどうか、またはユーザに猶予ログイン回数があるかどうかを確認します。

ユーザに猶予ログイン回数属性がある場合は、以下の処理が実行されます。

ユーザに猶予ログイン回数がない場合は、SegraceW によってパスワードの期限切れステータスがチェックされます。

パスワードを変更する場合、SegraceW によって、古いパスワード、新しいパスワード、および新しいパスワードの確認を入力するように促す「パスワードの変更」メッセージが表示されます。

確認チェックに成功すると、パスワードはドメイン コントローラの SAM データベースで更新されます。

このコマンドの形式は以下のようになります。

segracew [d] [-s remoteHost]
d

サーバに設定されているデフォルト値とは異なる警告日数パラメータを設定します。

-s remoteHost

情報を取得するために、指定したリモート ホストに接続します。

注: リモート ホストに接続する前に、暗号化ライブラリをリモート ホストからローカル ホストにコピーして、その名前を defence.dll に変更します。