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showres コマンド - リソース プロパティの表示

AC 環境で有効

showres コマンドは、データベースのクラスに属するリソースのプロパティを表示します。 プロパティは、アルファベット順に一覧表示されます。 showres コマンドを実行して一覧表示できるクラスは、ACVAR、ADMIN、CATEGORY、CONNECT、FILE、GHOST、GSUDO、GTERMINAL、HOST、HOSTNET、HOSTNP、SECFILE、SECLABEL、SUDO、SURROGATE、TERMINAL、PROGRAM、PROCESS、TCP、UACC の各クラスおよび任意のユーザ定義クラスです。 CA Access Control では、各リソースを個別に処理し、十分な権限を持つリソースに対してのみ情報を表示します。

注: このコマンドはネイティブ Windows 環境にもありますが、動作が異なります。

また、showres コマンドは、untrusted になったすべてのプログラムに関する情報も表示します。 次の情報が表示されます。

showres コマンドを実行するには、以下の条件を少なくとも 1 つ満たしている必要があります。

このコマンドの形式は以下のようになります。

{showres|sr} className resourceName ¥
[addprops(propName [,propName...])] ¥
[next] ¥
[props(all | propName [,propName...])] ¥
[useprops(propName [,propName...])]
addprops(propName [,propName...])

このクエリでのみ使用する現在のルーラに追加するプロパティを定義します。

className

リソースが属するクラスの名前を指定します。 CA Access Control に定義されているリソース クラスを一覧表示するには、find コマンドを実行します。

next

要求されたデータの一部を表示します。 このオプションは、設定されているクエリ サイズよりクエリ データが大きい場合に便利です。

最大クエリ サイズは、query_size 環境設定に基づいて決まります。 デフォルトのクエリ サイズは 100 に設定されています。

props(all|propName [,propName ...])

このクエリと今後のクエリで使用する、このクラス用の新しいルーラを定義します。

resourceName

一覧表示するプロパティを含むリソース レコードの名前を指定します。 複数のリソースのプロパティを一覧表示する場合は、リソース名のリストを丸かっこで囲み、各リソース名をスペースまたはカンマで区切ります。

各リソース レコードは個別に処理されます。 リソースの処理中にエラーが発生すると、メッセージが発行され、リストの次のリソースから処理が続行されます。

resourceName には、ワイルドカード文字を使用できます。

UNIX の場合、名前に特殊文字またはスペースが使用されている単一リソース レコードのプロパティを表示するには、リソース名の前にスラッシュ(/)を追加します。

useprops(propName [,propName ...])

このクエリでのみ使用するルーラを定義します。 クラス ルーラへの影響はありません。

例: リスト レコード プロパティ

この例では、ユーザ Admin1 は、TERMINAL クラスのレコードのうち、マスク ath* に名前が一致するレコードのプロパティを一覧表示します。

ユーザ Admin1 に ADMIN 属性および AUDITOR 属性が割り当てられている。

showres TERMINAL ath*

例: ホスト属性のリスト表示

この例では、ユーザ Admin1 は、HNODE クラスのローカル ホストの属性をリスト表示します。

AC> showres HNODE '__local__'
(localhost)
Data for HNODE '__local__'
-----------------------------------------------------------
所有者            : LOCALHOST¥Administrator (USER)
作成日時          : 13-Oct-2010 12:34
更新日時          : 13-Oct-2010 02:34
更新者            : LOCALHOST¥Administrator (USER)
属性              : 
    REGISTERED_NAME=localhost.domain.com
    MAC_ADDRESS=00-50-56-B5-6B-XD

この例では、コマンドは以下の属性を返します。

詳細情報:

chres コマンド - リソース レコードの変更

rmres コマンド - リソースの削除

showres コマンド - ネイティブ リソース プロパティの表示

find コマンド - データベース レコードの一覧表示