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Hyper-V レプリケーション プロパティ

ウィザードで作成したシナリオの変更または追加の設定を行う場合は、[プロパティ]ペインを使用してシナリオを変更できます。

[プロパティ]ペインとそのタブはコンテキストに依存し、シナリオ フォルダから選択するノードに応じて変わります。 プロパティを設定する前にシナリオを停止する必要があります。 一部の値は、一度設定すると変更できません。そのような値には、その旨が明記されています。 シナリオのプロパティの設定方法の詳細については、「Arcserve RHA 管理者ガイド」を参照してください。

プロパティは、マネージャのフレームワーク ペインのタブにまとめられています。 これらのタブは、サーバ タイプ、Arcserve RHA ソリューション、およびシナリオのステータスに基づいて表示されます。 プロパティを変更するシナリオを選択し、該当するタブを選択します。 以下の画面に例を示します。

[ルート ディレクトリ]タブの設定

[シナリオ]ペインから[マスタ サーバ]を選択します。 [ディレクトリ]フォルダをダブルクリックして、マスタ ルート ディレクトリを追加または削除します。 Hyper-V ルート ディレクトリを直接更新することはできません。 ディレクトリをダブルクリックすると、自動検出が起動し、マスタ上のすべての仮想マシンが表示されます。 自動検出の結果ダイアログで、仮想マシンを追加または削除できます。

[シナリオ]ペインから[レプリカ サーバ]を選択します。 マスタ ルート ディレクトリごとに、レプリカ ルート ディレクトリを指定する必要があります。 レプリカ サーバの[ディレクトリ]フォルダをダブルクリックします。 必要に応じてフォルダの横のチェックボックスをオンまたはオフにして、対応するマスタ ディレクトリを保持します。

[プロパティ]タブの設定
シナリオのプロパティ

これらの設定により、シナリオ全体のデフォルトの動作が決定されます。

  • 一般プロパティ -- 一度作成すると、変更できません。
  • レプリケーション プロパティ -- レプリケーション モード([オンライン]または[スケジュール])、同期値([ファイル]または[ブロック]、[同一サイズ/時刻のファイルを無視])およびオプション設定([NTFS 圧縮属性をレプリケート]、[NTFS ACL をレプリケート]、[Windows 共有を同期]、[エラー発生時の自動再同期を禁止])を選択します。
  • イベント通知プロパティ -- 実行するスクリプトの指定、電子メール通知の選択、またはイベント ログへの書き込みを行います。
  • レポート処理 -- レポートの設定、電子メールの配信またはスクリプトの実行を指定します。
マスタとレプリカのプロパティ

これらの設定により、マスタとレプリカの両方でサーバのプロパティを確立します。 一部の設定はサーバタイプごとに異なります。

  • ホスト接続のプロパティ -- IP アドレス、ポート番号およびマスタとレプリカの完全修飾名
  • レプリケーションのプロパティ -- マスタに対して Hyper-V のスケジュール済みブックマークを有効にします。 これらのプロパティは、マスタとレプリカで異なります。 詳細については、「Arcserve RHA 管理者ガイド」を参照してください。
  • スプールのプロパティ -- サイズ、最小ディスク空き容量、およびディレクトリ パスを設定します。 詳細については、「スプール ディレクトリの設定」を参照してください。
  • イベント通知のプロパティ -- 実行するスクリプトを指定するか、電子メール通知を選択します。結果はイベント ログに書き込まれます。
  • レポートのプロパティ -- 同期レポートまたはレプリケーション レポートを選択し、配布またはスクリプトの実行を指定します。
  • (レプリカ)リカバリのプロパティ -- 遅延またはデータのリワインドのプロパティを設定します。