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WAN で Hyper-V シナリオを使用する場合の考慮事項
このセクションでは、Hyper-V シナリオを作成し、WAN 環境内の異なるサブネットを対象にフェールオーバをスムーズに行う方法について説明します。 最初に、追加の IP アドレスをセットアップし、次に、Hyper-V シナリオの作成中に詳細を指定します。
- マスタ Hyper-V サーバ上で実行中の VM に追加の NIC をセットアップします。 この NIC の IP アドレスは VM のフェールオーバ後にレプリカ上で使用されます。
注: IP アドレスとサブネットが適切に動作するように、ルーティング テーブルのエントリを適切に追加または更新してください。
- Hyper-V シナリオを通常どおりに作成します。 ただし、ハイ アベイラビリティ プロパティを以下の手順に従って設定します。
- スイッチオーバーを展開し、仮想ネットワーク マッピングをクリックし、適切なネットワーク マッピングを選択します。 追加した NIC/IP をマップします。 レプリカ サーバに引き継がれる際、この IP アドレスが使用されます。
- DNS サーバの IP 詳細を入力します。
注: RHA エンジンによって DNS レコードを更新できることを確認します。 「ログオン アカウントの条件」を参照してください。
- [ネットワーク トラフィック リダイレクション]を展開し、[DNS リダイレクト]をクリックします。 [オン]を選択し、以下の詳細を入力します。
DNS 内のレプリカ サーバ上の仮想マシン IP
IP アドレス
マスタ サーバ上の仮想マシンの IP アドレスを指定します。
- DNS 内のレプリカ サーバ上の仮想マシン IP
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- IP アドレス
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手順 1 で指定した追加の IP アドレスを指定します。
Hyper-V のレプリケーションおよびハイ アベイラビリティ
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