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Arcserve RHA のアンインストール
Arcserve RHA コンポーネントのアンインストールは、オペレーティング システムのコントロール パネルにある[プログラムの追加と削除]から標準的な方法で簡単に実行できます。 それぞれの Arcserve RHA コンポーネントを個別にアンインストールする必要があります。
- アンインストールでは、Arcserve RHA マネージャによって設定された、ユーザが生成した .xmc シナリオ ファイルを保存するためのデフォルトのディレクトリは削除されません。 ディレクトリは以下のとおりです。
- CA_INSTALL_LOG
- INSTALLDIR\ws_co
- INSTALLDIR\ws_root
- INSTALLDIR\reports
- INSTALLDIR\ws_events
- INSTALLDIR\ws_help
- INSTALLDIR\ws_scenarios
- INSTALLDIR\ws_template
- Arcserve RHA エンジンのアンインストール方法はさらに 2 通りあります。 以前のバージョンのエンジンをアンインストールするには、以下の方法が最適です。
- 以下のフォルダは、Arcserve RHA エンジンのアンインストール後に削除されません。
Microsoft Failover Cluster 用 Arcserve RHA のアンインストール
Arcserve RHA をアンインストールしても、設定を保存してある Arcserve RHA ディスク リソースおよびリソース タイプは削除されません。
完全にアンインストールする方法
- ストレージから Arcserve RHA ディスク リソースを削除します。
- クラスタの実行中に、リソース タイプを削除するクラスタ コマンドを実行します。
cluster.exe restype "Arcserve Disk" /delete
リソース タイプの削除は、Microsoft Failover Cluster マネージャーから実行することもできます。
CAVSSSoftProv エラーのトラブルシューティング
現象:
RHA エンジンのインストールまたはアンインストール中に以下のエラーが発生する。
Error 27508.Error installing COM+ application CAVSSSoftProv
解決策:
以下の手順に従います。
- オペレーティング システムを再起動します。
- Arcserve RHA エンジン サービスを停止します。
- エンジンのルート パスから install_engine.bat を実行します。
- エンジンのルート パスから uninstall_engine.bat を実行します。
- プログラムの追加/削除からエンジンを削除します。
- 「COM+ アプリケーション」および「CAVSSSoftProv アプリケーション」を削除します。
- Arcserve RHA エンジンを再インストールします。
RHA エンジン検証の問題のトラブルシューティング
症状:
Windows 2008 Workgroup サーバで、サーバのログイン ユーザが管理者グループのローカル アカウントである場合、検証失敗エラーになります。 エラーは、RHA エンジンの検証時に発生します。
解決策:
この問題を解決するには、UAC を無効にするか、またはレジストリ エントリ「LocalAccountTokenFilterPolicy」を 1 に設定します。
詳細については、microsoft.com 上の技術情報 951016 を参照してください。
リモート インストーラ使用時の検証エラーのトラブルシューティング
現象:
リモート インストーラを使用した、Arcserve RHA エンジンの展開時に、検証失敗エラーが発生します。
解決策:
一部のセットアップでは、リモート WMI リクエストは無効で、検証失敗エラーが発生します。このエラーを解決するには、以下の手順に従います。
- リモート WMI リクエストの有効化
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- ターゲット サーバで、[管理ツール]-[コンピュータの管理]に移動します。
- [サービスとアプリケーション]を展開します。
- [WMI コントロール]プロパティを右クリックします。
- [セキュリティ]タブを選択して、[セキュリティ]をクリックします。
- モニタリング ユーザ(必要な場合)を追加してから、WMI データをリクエストするユーザまたはグループの[リモート有効化]をクリックします。
- マシンまたは "Windows Management Instrumentation" サービスを再起動します。
必要な場合は、以下の手順を実行して、ファイアウォール経由で WMI を許可します。
- Windows ファイアウォール経由での WMI の許可
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すべてのユーザ(管理者以外を含め)は、ローカル コンピュータ上の WMI データを問い合わせることができます。リモート サーバ上の WMI データの読み取りについては、管理コンピュータからターゲット サーバに接続を確立します。ターゲット サーバが Windows XP および Windows 2003 付属の Windows ファイアウォール(インターネット接続ファイアウォール)を実行している場合は、リモート WMI リクエストの通過を許可するようにファイアウォールに伝達する必要があります。ターゲット コンピュータが Windows ファイアウォールを実行している場合は、そのターゲット コンピュータ上で以下のコマンドを実行します。
netsh firewall set service RemoteAdmin enable
「アクセスが拒否されました」というエラーが依然表示される場合は、ユーザまたはグループに DCOM リモート起動およびアクティベーション許可を付与します。
- 次の手順に従ってください:
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- [スタート]-[名前を指定して実行]をクリックし、「DCOMCNFG」と入力します。[OK]をクリックします。
- [コンポーネント サービス]ダイアログ ボックスで、[コンポーネント サービス]、[コンピュータ]を展開します。[マイ コンピュータ]を右クリックしてから、[プロパティ]をクリックします。
- [マイ コンピューターのプロパティ]ダイアログ ボックスが開きます。
- [COM セキュリティ]タブをクリックします。
- [起動とアクティブ化のアクセス許可]セクションから、[制限の編集]をクリックします。
- [起動とアクティブ化のアクセス許可]ダイアログ ボックスが表示されます。
- ユーザの名前またはグループが表示されない場合は、[グループ名またはユーザー名]リストにユーザ名またはグループ名を追加します。
- [起動アクセス許可]ダイアログ ボックスから、[グループ名またはユーザー名]ボックス内のユーザおよびグループを選択します。
- [許可]列、[ユーザ/グループのアクセス許可]から、[リモートからの起動]を選択し、[リモートからのアクティブ化]を選択します。[OK]をクリックします。
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