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Enterprise Manager のパフォーマンス問題の推奨事項

以下の推奨事項により、Enterprise Manager のいくつかのパフォーマンス問題が解決されます。

  1. v8.x については、jre 1.5 を使用する必要があります。 Enterprise Manager はテストされており、アップデート 15 で公式にサポートされています。 http://java.sun.com/products/archive/ からコピーをダウンロードできます。 v9.x 以降では、1.6 がサポートされています。
  2. UNIX 上で Enterprise Manager が実行されている場合は、nohup モードが正しく設定されていることを確認します。

    Enterprise Manager.lax ファイルのプロパティ「lax.stdin.redirect」は <blank> にする必要があります。

  3. SmartStor データベースが専用ハード ディスクまたはディスク コントローラを指していていることを確認します。
  4. 同じサーバ上で複数のコレクタを実行していますか?
  5. コレクタと MOM は同じサブネット上にありますか?

    可能であれば、MOM とそのコレクタは同じデータ センター(できれば同じサブネット内)に置くことをお勧めします。 ファイアウォールを経由している場合や、何らかの種類のルータを通過している場合でも、最適な応答時間を維持するのは困難です。 MOM とコレクタがルータを経由している場合、または、さらに悪いことに、そのルータがパケット スニッフィング対応のファイアウォール保護ルータの場合、応答時間は著しく低下します。

  6. SAN の設定が含まれていますか?

    SmartStor ストレージに SAN を使用する場合、論理ユニット番号(LUN)はそれぞれ専用の物理ディスクを必要とします。 同じ物理ディスクのパーティションまたはサブセットにあたる LUN を 2 つ以上設定すると、SmartStor の専用ディスクに必要な要件が満たされなくなります。

  7. Enterprise Manager が仮想マシン上にある場合は、仮想マシンのゲストが CPU、メモリ、ストレージなどのリソースを予約したことを確認します。 Enterprise Manager がデプロイするゲスト オペレーティング システムのイメージで十分な物理リソースがない場合、または過負荷の仮想ホスト上で実行されている場合は、Enterprise Manager のパフォーマンスは不十分になります。

CA サポート にお問い合わせになる前のデータ収集

前回の提案内容をご確認いただいた後も問題が解決されない場合は、CA サポート にお問い合わせになる前に、以下のデータを収集してください。 この情報は、CA サポート にとって、お客様を効率的かつ効果的に支援するのに役立ちます。

テストを開始する前に、既存のすべての Introscope ログ ファイルを別の場所へ移動し、最新のテストの内容が明白にわかるようにしてください。

注: Enterprise Manager のトラブルシューティング情報の詳細については、「CA APM サイジングおよびパフォーマンス ガイド」を参照してください。