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アップグレード シナリオの概要

現在の展開に応じて、アップグレードにはいくつかの選択肢があります。 以下の図にその選択肢を示します。

たとえば、考えられるシナリオの 1 つは、現在インストールされているが統合されていない Introscope と CA CEM の両方を展開することです。 このタイプの展開では、Introscope と CA CEM をそのまま別々にアップグレードするか、これらを統合してアップグレードできます。

この図は、4 つの異なる展開に対する主なアップグレード パスを示しています。

アップグレードの主な選択肢は次のとおりです。

  1. Introscope のみから Introscope のみ(TIM は使用しない)
  2. Introscope のみから CA APM のみ
  3. CA APM から CA APM
  4. CA CEM から CA APM
  5. CA CEM から CA APM (エージェントは使用しない)

現在の環境や、実施済みの CA APM の展開方法によって、アップグレード プロセスは異なります。 現在の環境の特徴を判断し、対象をアップグレードします。 以下の表に、使用可能な現在のインストールとターゲット インストール、および含まれるタスクの概要をリスト表示します。

アップグレード前の展開

アップグレード後の展開

APM データベースのアップグレード情報

TIM のアップグレード情報

CA APM バージョン 9.1x

CA APM 9.5

 

TIM の DVD を使用して、Red Hat オペレーティング システムおよび TIM ソフトウェア アプライアンスをインストールします。 次に、バックアップした設定をインポートします。

CA APM バージョン 9.0.6 以降

CA APM 9.5

APM データベースをアップグレードするには、Enterprise Manager インストーラを実行します。

TIM の DVD を使用して、Red Hat オペレーティング システムおよび TIM ソフトウェア アプライアンスをインストールします。 次に、バックアップした設定をインポートします。

Introscope のみ、バージョン 9.0.6 以降

CA APM 9.5

APM データベースをアップグレードするには、Enterprise Manager インストーラを実行します。

TIM を追加する準備ができている場合は、TIM の DVD を使用して、Red Hat および TIM ソフトウェア アプライアンスをインストールします。

CA APM バージョン 9.0 から 9.0.5

CA APM 9.5

(APM データベースが PostgreSQL 上にある場合)

  • 既存の PostgreSQL インストールをアンインストールします。
  • 新しい PostgreSQL データベースをインストールするには、Enterprise Manager インストーラを実行します。
  • APM データベースをリストアおよびアップグレードします。

TIM の DVD を使用して、Red Hat オペレーティング システムおよび TIM ソフトウェア アプライアンスをインストールします。 次に、バックアップした設定をインポートします。

Introscope バージョン 9.0 から 9.0.5

Introscope 9.5

(APM データベースが PostgreSQL 上にある場合)

  • 既存の PostgreSQL インストールをアンインストールします。
  • 新しい PostgreSQL データベースをインストールするには、Enterprise Manager インストーラを実行します。
  • APM データベースをリストアおよびアップグレードします。

 

CA CEM 4.5.x

CA APM 9.5

  • 既存の PostgreSQL インストールをアンインストールします。
  • 新しい PostgreSQL データベースをインストールするには、Enterprise Manager インストーラを実行します。
  • APM データベースをリストアおよびアップグレードします。

TIM の DVD を使用して、Red Hat オペレーティング システムおよび TIM ソフトウェア アプライアンスをインストールします。 次に、バックアップした設定をインポートします。