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以前の Wily CEM 4.5.x アプライアンスのポートのブロック解除

Wily CEM 4.5 の TESS または TIM のアプライアンスでは、セキュリティ上の理由で、ほとんどの受信ポートを自動的にブロックするようにファイアウォールで設定されていました。 CA APM 9.x の Enterprise Manager では、通信を受信するためにいくつかのポートを開いておく必要があります。 そのため、以前に Wily CEM 4.5 TESS または TIM を実行していたマシンに Enterprise Manager をインストールする予定の場合は、Enterprise Manager が使用する予定のポートのブロックを最初に解除しておく必要があります。

これに代わる方法として、独自のファイアウォールを使用したい場合は、既存のファイアウォールを無効にすることができます。

その他の質問については、必ず Linux のシステム管理者に確認してください。

重要: 既存の 4.5 TESS マシンを再利用することと、インストールを新しいマシンに移動してアップグレードすることのどちらが適切かを決定する場合は、「CA APM サイジングおよびパフォーマンス ガイド」を参照してください。 TIM を TIM として再利用することがサポートされています。

Enterprise Manager が通信の受信用に使用するポートを以下に示します。

以下の手順では、configfirewall プログラムを使用してポートのブロックを解除し、さらにファイアウォールを無効にする場合の手順について説明します。

重要: マシンに Wily CEM 4.x がインストールされた後に、Linux ファイアウォール ファイル(/etc/sysconfig/iptables または /etc/sysconfig/ip6tables)が少しでも変更されている場合は、configfirewall プログラムを使用しないでください。 修正によって、プログラムが正しく動作しない場合があります。 ファイアウォール ファイルが変更されている場合は、システム管理者にポートのブロックを解除してもらいます。

ヒント: ポートが開いているかどうかを判断するには、iptables または ip6tables コマンドを使用します。 コマンドの結果を解釈する場合のサポートについては、Linux システム管理者に相談してください。

ipv4 の場合のコマンドは、以下のとおりです。

"iptables -L -n"

ipv6 の場合のコマンドは、以下のとおりです。

"ip6tables -L -n"

以前の 4.5 Wily CEM コンピュータのポートのブロックを解除する方法

  1. 4.5 Wily CEM マシンで、以下のディレクトリに移動します。
    /etc/wily/machine/machine-settings/bin/
    
  2. 以下の構文および引数に従って、configfirewall プログラムを実行します。
    ./configfirewall port/ipver/protocol/status
    

    引数

    port

    ポート番号または ICMP/ICMPv6 サービス名を指定します。

    ipver

    ipv4 または ipv6 のいずれかを指定します。

    protocol

    通信プロトコルとして、tcpudpicmp、または icmpv6 を指定します。

    status

    ポートのステータスを指定します。 ポートを有効にするには、on を指定します。 ポートを無効にするには、off を指定します。

    例:

    ./configfirewall 8081/ipv4/tcp/on
    

    Enterprise Manager が IPv4 または IPv6 のいずれかを使用するポートで通信を行う場合は、以下のように両方のポートのブロックを解除します。

    ./configfirewall 8081/ipv4/tcp/on 8081/ipv6/tcp/on
    

以前の 4.5 Wily CEM コンピュータのファイアウォールを無効にする方法

  1. root としてマシンにログインします。
  2. このログイン セッションの間に、ファイアウォール サービスを停止するサービス コマンドを実行し、chkconfig プログラムを実行して、システムが再起動するときにファイアウォールが起動しないようにします。 コマンドは、IPv4 と IPv6 の設定では少し異なります。

    IPv4 の場合

    /sbin/service iptables stop
    /sbin/chkconfig iptables off
    

    IPv6 の場合

    /sbin/service ip6tables stop
    /sbin/chkconfig ip6tables off