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メッセージ キュー監査メッセージの Windows イベント ログへのルーティング

Windows で有効

エンタープライズ管理サーバを設定して、メッセージ キュー監査メッセージを Windows イベント ログにルーティングできます。 エンタープライズ管理サーバが監査ログに監査メッセージを書き込むたびに、対応するイベントがイベント ログに送信されます。

メッセージ キュー監査メッセージを Windows イベント ログにルーティングする方法

  1. JBoss アプリケーション サーバが実行中の場合は、停止します。
  2. 以下のディレクトリに移動します。ここで JBOSS_HOME は JBoss をインストールしたディレクトリです。
    JBOSS_HOME¥server¥default¥conf¥
    
  3. jboss-log4j.xml ファイルを開きます。
  4. "ENTM_NTEventLog" というアペンダをクラスに追加します。

    このアペンダは、監査に使用するクラスおよびデータの表示方法を指定します。

  5. "EventLog" というロガーを作成します。

    アペンダが監査メッセージ用の入力チャネルとしてバインドするロガーを指定します。

  6. ファイルを保存して閉じます。
  7. NTEventLogAppender.dll ファイルを Windows System32 ディレクトリにコピーします。

    注: NTEventLogAppender.dll ファイルは、Apache log4j 1.2.16 バンドルに存在します。 Apache log4j 1.2.16 は、 Apache Logging Services の Web サイトからダウンロードできます。

  8. JBoss アプリケーション サーバを起動します。

    エンタープライズ管理サーバが、メッセージ キュー監査メッセージを Windows イベント ログにルーティングするようになりました。

例: メッセージ キュー監査メッセージを Windows イベント ログへ送信するように jboss-log4j.xml ファイルを変更

以下の例は、メッセージ キュー監査メッセージを Windows イベント ログにルーティングするように設定された jboss-log4j.xml ファイルの一部です。

 <appender name="ENTM_NTEventLog"
                        class="org.apache.log4j.nt.NTEventLogAppender">
    <param name="Source" value="CA Access Control Enterprise Management"/>
    <layout class="org.apache.log4j.SimpleLayout"/> 		 
</appender>

<logger name="EventLog">  
    <appender-ref ref="ENTM_NTEventLog"/>
</logger>

この例では、以下の変更を加えました。