vCenter AIM は、vSphere 環境のコンポーネント間の論理的および物理的関係を検出します。 AIM は、仮想化された環境全体を視覚化し、以下のリソース タイプやプロパティを管理します。
データセンターは、ホスト、仮想マシン、リソース プール、またはクラスタのコンテナとして機能します。 仮想設定が特定の部門の要件を満たしていれば、データセンターは、地理的な地域や個別のビジネス機能などの組織構造を表すことができます。 また、データセンターを使用して、テスト用の分離された仮想環境を構築したり、環境を組織したりすることができます。
データストアは、データセンター内の基本要素である物理ストレージ リソースの組み合わせを仮想的に表現したものです。 これらの物理ストレージ リソースとして提供できるのは、サーバ上のローカル ディスクや SAN ディスク アレイなどです。
ESX サーバが実行される物理サーバの計算およびメモリ リソースをすべて表します。
CPU、メモリ、ファン、電圧、ストレージ、温度、および電源に関する物理情報を提供します。 ハードウェア センサには、vCenter Server 経由で ESX サーバでアクセスできます。
ESX サーバ上の物理イーサネット アダプタを指定します。
リソース プールは、単一ホストまたはクラスタの物理的なコンピューティング リソースとメモリ リソースのパーティションを定義します。 任意のリソース プールを小さくパーティション分割することで、特定のグループや特定の目的のためにリソースを分割して割り当てることができます。 また、リソース プールを階層的に構成して、ネストすることもできます。
vApp は、VM の集合を 1 つの単位として扱う特殊なリソース プールです。 vApp は Open Virtualization Format を使用します。 Open Virtualization Format (OVF)は、多層アプリケーションのすべてのコンポーネントと、アプリケーションに関連付けられた運用ポリシーおよびサービス レベルを規定し、カプセル化するための標準です。 CA Virtual Assurance は vApp 上で操作を実行できます。 vApp 上での操作は vApp 内のすべての VM にプロパゲートされます。
vCenter Server コンピュータのヘルス状態に関する情報を提供します。 たとえば、CPU、データストア、およびメモリ使用率に関するステータスおよびデータが提供されます。
仮想ディスクは、仮想ゲスト オペレーティング システム内のディスク ドライブを定義します。 仮想ディスクは、ローカル ホストまたはリモート ファイル システム上にある特定のファイルまたはファイルのセットです。 これは、オペレーティング システム内の物理ディスク ドライブと同じように動作します。
ゲスト オペレーティング システムおよびアプリケーションが実行可能な仮想化された x86 環境を指定します。 仮想マシンを作成すると、特定のホスト、クラスタ、またはリソース プールに割り当てられ、さらにデータ ストアに割り当てられます。 仮想マシンは、物理デバイスがそのワークロードに応じてエネルギーを動的に使用するのと同様に、その物理ホスト上でリソースを動的に使用します。
VMware vSphere では、高可用性(HA)のために設定されたクラスタに定義された VM 上でフォールト トレランス(FT)を有効にすることができます。 フォールト トレランスは、クラスタ内の別の ESX サーバ上でセカンダリ VM を作成します。 セカンダリ VM は、ワークロードを実行しているプライマリ VM とのロックステップ モードで作動します。 障害が発生した場合は、セカンダリ VM が、すぐに障害発生時点からワークロードの実行を引き継ぎます。 CA Virtual Assurance は、クラスタ内のプライマリおよびセカンダリ VM を検出して管理します。
ホストからデータセンター レベルまでの仮想スイッチの設定を抽象化します。 vNetwork Distributed Switch は、そのスイッチに関連付けられているデータセンター内のすべてのホストにおいて、単一の仮想スイッチとして動作します。 vNetwork Distributed Switch は、分散ポート グループから構成されます。これは、標準的なスイッチ上のポート グループと同様に設定されていますが、複数のホストにわたっています。 これらのプロパティは複数のホスト間でマイグレートされるため、仮想マシンで一貫したネットワーク設定を維持できます。
物理スイッチと同様に動作します。 各 ESX サーバには、ポート グループを通じて仮想マシンに接続する固有の仮想スイッチがあります。 これらの仮想スイッチには、ESX サーバの物理イーサネット アダプタへのアップリンク接続もあります。 仮想マシンは、仮想スイッチ アップリンクに接続された物理イーサネット アダプタを通じて外界と通信します。
仮想マシン上の仮想イーサネット アダプタを指定します。 ゲスト オペレーティング システムは、仮想イーサネット アダプタが物理イーサネット アダプタであるかのように、デバイス ドライバを介して仮想イーサネット アダプタと通信します。 仮想イーサネット アダプタは固有の MAC アドレスと 1 つ以上の IP アドレスを持ち、標準的なイーサネット プロトコルに応答します。
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