一般的に、スケーラビリティの制限においては CPU 使用率が主な考慮事項となります。 vCenter AIM モニタリングについては、CPU 使用率に影響を及ぼす 3 つの主な要因を考慮します。
vCenter Server のアクティビティのレベルは CPU 消費に影響を及ぼします。 以下のスケーラビリティ推奨事項では、モニタ対象である vCenter Server の平均的なアクティビティ レベルを想定しています。
vCenter AIM のポーリングを行う SNMP マネージャの数が多い場合、あるいはポーリング間隔が短い場合、CPU 消費は増加します。
オブジェクトは、vCenter AIM によってモニタされる vSphere の任意の要素です。 たとえば、vCenter AIM は、データストア、仮想ディスク、物理ネットワーク インターフェース コントローラ、仮想スイッチ、SCSI コントローラ、ESX ホスト ハードウェア センサなどをモニタします。 オブジェクトの数は CPU の使用率に直接影響があります。 vCenter AIM キャッシュを維持する必要があり、さらにこのデータのパブリッシュに追加のオーバーヘッドが必要となるためです。 現実のシステムでは、通常、指定された vCenter 内の仮想マシンより 6 ~ 11 倍も多くのオブジェクトがあります。
これらの要因に基づくと、vCenter AIM をモニタする単一の SNMP マネージャでポーリング間隔が 10 分の場合、VM 数の制限は約 20,000 になります。
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