SystemEDGE は、SNMPv2 で導入された行ステータスの概念を利用して、任意の MIB モニタ テーブルに含まれる行(エントリ)の作成、アクティブ化、および保守を管理します。 RowStatus テキスト表記法は、行の作成および削除を管理します。また、概念上の行のステータス列に対する SYNTAX 句の値です。
RowStatus ::= TEXTUAL-CONVENTION
STATUS current
モニタ テーブル内に定義する各エントリは、テーブルの行になり、行ステータス値を持ちます。 行ステータスによって、アクセス可能なデータを含むアクティブな行であるかどうかが決まります。 行ステータスに指定できる値を以下に示します。
行は管理対象デバイスによって使用される状態にあることを示します。 エージェントがモニタ エントリ内のモニタリング指示を実行するには、エントリに active の行ステータスが必要です。 デフォルトでは、有効な情報を使ってエントリを作成すると、行ステータスは自動的に active に設定されます。
行はエージェント内に存在するものの、管理対象デバイスによって使用される状態にないことを示します。
行はエージェント内に存在するものの、管理対象デバイスによって使用されるために必要な情報がないことを示します。
管理ステーションによって指定されます。行を作成し、作成した行が管理対象デバイスによって使用されるようにします。
管理ステーションによって指定されます。概念上の行のインスタンスを作成するものの、作成したインスタンスが管理対象デバイスによって使用されないようにします。
管理ステーションによって指定されます。行を削除します。
notReady と destroy 以外のステータスは、行の作成中に入力できます。 既存の行を削除するには、destroy ステータスを使用します。 マネージャの Get 要求に応じて返されるのは、以下の 3 つの値のみです。
行は管理対象デバイスによって使用される状態にあることを示します。
エージェントに十分な情報があるにもかかわらず、行は管理対象デバイスによって使用される状態にないことを示します。
エージェントに十分な情報がないために、行は管理対象デバイスによって使用される状態にないことを示します。
注: モニタ エントリの行ステータス制御の詳細については、このガイドのモニタリングに関する章を参照してください。 RowStatus テキスト表記法の詳細については、RFC 1443: Textual Conventions for SNMPv2 (英語)を参照してください。
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