エージェントの設定 › ファイル ベースの設定 › モニタリング設定
モニタリング設定
sysedge.cf ファイルには、SystemEDGE エージェントのモニタリング操作を制御するモニタ エントリが格納されています。 モニタ エントリは以下の方法で作成できます。
- CA Virtual Assurance のユーザ インターフェースで動的に作成する方法(再起動せずに任意のエージェント システムに変更を展開できる)
- リモートまたはローカルで SNMP Set 要求を使用して作成する方法
- ローカルの sysedge.cf ファイルを直接編集し、再起動後に実装する方法
sysedge.cf ファイルに行を追加することにより、以下の MIB テーブルにモニタリング エントリを追加できます。
- ファイル システム、インターフェース、プロセッサなどの MIB オブジェクトのしきい値をモニタするためのセルフ モニタ テーブル。 セルフ モニタ テーブルは、MIB 属性の OID またはオブジェクトのクラス、インスタンス、および属性値に基づくモニタリング エントリの入力と属性しきい値の設定をサポートします。
- プロセス属性と Windows サービスをモニタするためのプロセス モニタ テーブル。 プロセス モニタ テーブルは、プロセスまたはサービスの正規表現に基づくモニタリング エントリの入力とプロセス属性しきい値の設定をサポートします。
- プロセス グループを定義してモニタするためのプロセス グループ モニタ テーブル。 プロセス グループ モニタ テーブルは、プロセスの正規表現に基づいてモニタリング エントリを入力し、変更やグループ統計をモニタするグループを作成する作業をサポートします。
- 正規表現パターンと一致するログ ファイルをモニタするためのログ モニタ テーブル。 ログ モニタ テーブルは、ログ ファイルおよびログ ファイル内の正規表現パターンに基づくエントリの入力をサポートします。
- 正規表現パターンと一致する Windows イベント ログをモニタするための NT イベント モニタ テーブル。 NT イベント モニタ テーブルは、Windows イベント ログ内で照合する正規表現パターンに基づくエントリの入力をサポートします。
- ベースライン設定や傾向分析に使用する履歴データを収集するための履歴制御テーブル。 履歴制御テーブルは、整数ベースの MIB 属性の OID に基づくエントリの入力をサポートします。
エージェントの状態管理モデルでは、セルフ モニタ テーブルとプロセス モニタ テーブルのエントリから状態と重大度の情報を抽出し、接続済みモニタを集計して重大度の最も高いステータスのみを表示および処理します。
これらのモニタリング テーブルの動作方法の詳細については、「概念」の章を参照してください。これらのテーブルの列および sysedge.cf ファイルに各テーブル用のエントリを作成する方法の詳細については、個々のモニタリング タイプの章を参照してください。 CA Virtual Assurance のユーザ インターフェースからモニタ エントリを作成する方法の詳細については、「CA Virtual Assurance 管理ガイド」およびオンライン ヘルプを参照してください。
注: sysedge.cf ファイルには、モニタする MIB 拡張や Windows レジストリまたはパフォーマンスのデータを定義することもできます。 詳細については、「カスタム MIB オブジェクト」および「Windows レジストリとパフォーマンス MIB オブジェクト」の章を参照してください。