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edgewatch の例

このセクションでは、SNMP バージョン 1、2c、および 3 で edgewatch コマンドを使用する例を示します。

例: ypbind プロセスのモニタ

以下の例では、SNMPv1 のターゲット システム上で実行される ypbind プロセスをモニタするプロセス モニタ テーブル エントリを、インデックス 16 で作成します。

edgewatch -h 143.45.0.12 -c private -v 1 -o process add procAlive "ypbind" 16 0x00 60 "Monitor ypbind" "/example/pager.sh" “” “” “” minor

以下の例では、SNMPv2c に対して同じ設定を作成します。

edgewatch -h 143.45.0.12 -c private -v 2c -o process add procAlive "ypbind" 16 0x00 60 "Monitor ypbind" "/example/pager.sh" “” “” “” fatal

以下の例では、SNMPv3 に対して同じ設定を作成します。

edgewatch -h 143.45.0.12 -v 3 -u userName -s 3 -a authPassword -A MD5 -x encryptPassword -X DES -o process add procAlive "ypbind" 16 0x00 60 "Monitor ypbind" "/example/pager.sh" “” “” “” major
procAlive

モニタされているプロセス属性を示します。 プロセスが実行されていることを確認するためにプロセスをモニタするようにエージェントに指定します。 ypbind はエージェントがモニタしているプロセスです。 ypbind は、クライアント ディレクトリのルックアップを実行し、NIS (Network Information Services)を実行するコンピュータに必要です。

0x00

このテーブル エントリのデフォルトの動作を実行するようにエージェントに指定します。

プロセスが停止した場合、エージェントは processStop トラップを送信し、アクション スクリプト /example/pager.sh を実行します。

例: firefox プロセスのモニタ

以下の例では、SNMPv1 のターゲット コンピュータ上で実行される firefox プロセスをモニタするプロセス モニタ テーブル エントリを、インデックス 20 で作成します。

edgewatch -h 143.45.0.12 -c private -v 1 -o process add procSize "firefox" 20 0x00a02400 60 absolute ">" 35000 "Monitor firefox size" "" “” “” “” critical

以下の例では、SNMPv2c に対して同じ設定を作成します。

edgewatch -h 143.45.0.12 -c private -v 2c -o process add procSize "firefox" 20 0x00a02400 60 absolute ">" 35000 "Monitor firefox size" "" “” “” “” none

以下の例では、SNMPv3 に対して同じ設定を作成します。

edgewatch -h 143.45.0.12 -v 3 -u userName -s 3 -a authPassword -A MD5 -x encryptPassword -X DES -o process add procSize "firefox" 20 0x00a02400 60 absolute ">" 35000 "Monitor firefox size" "" “” “” “” ok
procSize

モニタされているプロセス属性を示します。 プログラムのテキスト、データ、およびスタック セグメント全体のサイズをモニタするようにエージェントに指定します。

netscape

エージェントがモニタしているアプリケーションを示します。

0x00a02400

デフォルトのプロセス モニタ テーブルの動作を以下のように変更するようにエージェントに指定します。

0x00000400

processClear トラップを送信するようにエージェントに指定します。

0x00002000

最大 10 の連続するトラップを送信し、それ以上送信しないようにエージェントに指定します。

0x00a00000

このディレクティブで使用するために、フラグ値 10 が含まれます。

>

Netscape のプロセス サイズがしきい値(35 MB)を越えると、イベントが発生することを示します。

35,000 KB または 35 MB

しきい値を示します。

例: Windows TCPSVCS プロセスのモニタ

以下の例では、SNMPv1 のターゲット システム上で実行される Windows TCPSVCS プロセス(またはサービス)をモニタするプロセス モニタ テーブル エントリを、インデックス 15 で作成します。

edgewatch -h 143.45.0.12 -c private -v 1 -o process add procAlive "TCPSVCS" 15 0x00 30 "Monitor NT TCP services" "" “” “” “” fatal

以下の例では、SNMPv2c に対して同じ設定を作成します。

edgewatch -h 143.45.0.12 -c private -v 2c -o process add procAlive "TCPSVCS" 15 0x00 30 "Monitor NT TCP services" "" “” “” “” ok

以下の例では、SNMPv3 に対して同じ設定を作成します。

edgewatch -h 143.45.0.12 -v 3 -u userName -s 3 -a authPassword -A MD5 -x encryptPassword -X DES -o process add procAlive "TCPSVCS" 15 0x00 30 "Monitor NT TCP services" "" “” “” “” warning
procAlive

モニタされているプロセス属性を示します。 このプロセスが実行されていることを確認するためにプロセス モニタ テーブルを定期的に(30 秒ごとに)スキャンするようにエージェントに指定します。

TCPSVCS

Windows システム上の TCP 関連のサービスを実行する Windows サービスを示します。

0x00

このテーブル エントリのデフォルトの動作を実行するようにエージェントに指定します。

例: システム上のすべてのプロセスの表示

以下の例では、ポート 1691 上で sysedge を実行しているローカル ホスト上のプロセスをすべて表示します(ダンプ)。

edgewatch -c private -p 1691 -v 1 -o process dump