CA Virtual Assurance は、UTF-8 文字エンコーディングを使用して言語固有の文字を表示する、国際化された製品(i18n)です。 たとえば、入出力データ内のドイツ語の ü (ウムラウト)、フランス語の è (抑音アクセント)、日本語の文字を表示できます。
UTF-8 による文字のエンコーディングは、以下の領域などでサポートされています。
この製品のインストールは、サポートされた Microsoft Windows オペレーティング システムの英語版、フランス語版、ドイツ語版および日本語版にてサポートされています。 また、Windows については、オペレーティング システムでサポートされているバージョンの SQL Server (英語または該当するローカライズ バージョン)を使用できます。
重要: UTF-8 エンコーディングを使用する製品ファイルを編集した場合は、必ず UTF-8 エンコーディングで保存するよう注意してください。 英語以外のオペレーティング システムで、マルチバイト文字を使用している場合は、UTF-8 エンコーディングで保存する必要があります。 Windows のメモ帳では、UTF-8 エンコーディングで保存できます。
一般的な制限
CA Virtual Assurance は他の CA 製品と統合されるため、統合される製品のインターナショナル サポート ステートメントを確認してください。
CA Virtual Assurance は、文字 'a - z'、'A - Z'、'0 - 9'、および '-' から構成されるホスト名またはクラスタ名のみをサポートします。 ホスト名またはクラスタ名は、先頭文字をハイフン(「-」)にすることや、すべて数値にすることはできません。 Windows システムの NetBIOS 名は、その DNS ホスト名と一致している必要があります。 CA Virtual Assurance では非 ASCII の仮想マシン名をサポートしますが、仮想化ベンダーのソフトウェアを直接使用してプロビジョニングされている場合に限ります。 CA Virtual Assurance から新しい仮想マシンのクローン作成またはプロビジョニングする場合は、仮想マシン名を ASCII 文字にする必要があります。
CA Virtual Assurance は、次の場合、ASCII 文字のみをサポートします。
コンソール ディスプレイのカスタマイズ
言語固有の文字を含むコンソール データを表示する場合は、CLI コマンドの以下の前提条件を確認します。
echo $LANG
UTF-8 が無効な場合、コンソール ウィンドウで、たとえば以下のコマンドを入力します(適切な文字エンコーディングを使用してください: en_US.UTF-8、ja_JP.UTF-8、fr_BE.UTF-8、de_DE.UTF-8 など)。
LANG=en_US.UTF-8; export LANG
AutoShell および CA Virtual Assurance CLI Autoshell コマンド
AutoShell および CA Virtual Assurance CLI コマンドでは、IS0 639_3166 の組み合わせ(例: フランス語では fr_FR)に基づいたロケール指定が可能な -locale スイッチがサポートされています。「リファレンス ガイド」の「AutoShell の呼び出し」および「CLI コマンド」を参照してください。
Solaris ゾーン稼働時間
Solaris ゾーンの稼働時間(Uptime) MIB 属性(zoneAimStatZoneUpTime)は、ASCII 文字のみをサポートする DisplayString として指定されます。 ユーザ インターフェース内の対応するフィールドでは UTF8 文字が表示されません。
デフォルトのパッケージ ラッパー名
デフォルトのパッケージ ラッパー名はローカライズされておらず、すべてのサポート対象言語で「デフォルト」が読み込まれます。 カスタム パッケージ ラッパー名では UTF-8 文字がサポートされています。
サービス レスポンス モニタリング AIM 設定ファイル
言語固有の文字を追加するために svcrsp.cf 設定ファイルを変更する場合は、ご使用のテキスト エディタが保存形式として UTF-8 をサポートしていることを確認します。 ファイルの保存時に、テキスト エディタによって UTF-8 バイト オーダー マークが挿入されると、SystemEDGE は、設定ファイルを読み取るときにバイト オーダー マークを無視します。
SRM CLI コマンド
svcwatch CLI は、出力とコンソールのヘルプ情報のローカライズをサポートしています。
オプションの -L スイッチを使用すると、ユーティリティは、コンソールの現在のロケールと、利用可能な場合は言語カタログを検出します。 言語カタログが見つからない場合、ユーティリティはデフォルト言語である英語に戻ります。
Cisco UCS の制限
Cisco Unified Computing System (Cisco UCS)は、英語の文字のみをサポートします。 UCS Manager では英語以外の文字が無効として扱われるため、CA Virtual Assurance では、サービス プロファイルやプールなどの UCS フィールド内のサポートされていない文字は許可されません。
Business Objects レポート
Business Objects レポートを使用するには、英語または日本語版の Microsoft SQL Server が必要です。他の言語はサポートされていません。
インストール時の制限
パラメータ -L ロケール(Install.exe -L fr など)を使用することにより、サイレント インストール用の言語を指定できます。 サポートされているロケールは、en (英語)、ja (日本語)、de (ドイツ語)、および fr (フランス語)です。 ロケールを指定しないと、インストーラは、最も適切なもの(システム ロケールまたは英語(en))を選択します。
中国語のシステムでない限り、指定する DVD インストール パスに漢字を含めることはできません。 中国語のシステム以外で漢字を指定すると、インストーラは以下のメッセージを表示し、失敗します。
Unable to extract the compressed file. Please get another copy of the installer and try again.
製品インストーラでは、LPAR、vCenter、Solaris ゾーン、Microsoft Cluster Service、Hyper-V、SCVMM、リモート モニタリング、および UCS コンポーネントの設定で非 ASCII 文字を使用できます。 ただし、非 ASCII 文字が入力された場合、関連付けられた AIM の設定が通知なしで失敗する場合があります。 非 ASCII 文字を使用して AIM を設定する必要がある場合、[UI 管理]タブまたは CLI を使用して AIM のポストインストールの設定を行います。
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