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イベントを CA User Activity Reporting Module に送信するための iRecorder の設定

CA User Activity Reporting Module は iRecorder から iTech イベント プラグイン リスナを経由してイベントを受信します。 iRecorder の設定を変更する前に、リスナを設定する必要があります。 設定しない場合、イベント データが失われることがあります。 リスナを設定したら、次の手順を使用して CA User Activity Reporting Module サーバにイベントを送信するように iRecorder を設定します。

CA Audit クライアントと同じコンピュータにインストールされる iRecorder は、クライアントにイベントを直接送信します。 これらのマシンについては、SAPI コレクタまたはルータのアダプタを使用する必要があります。

重要: スタンド アロンの iRecorder は、1 つの宛先のみにイベントを送信することができます。 次に示す手順を使用して iRecorder を再設定すると、イベントが CA User Activity Reporting Module イベント ログ ストアにのみ保存されます。 イベント ログ ストアと CA Audit コレクタ データベースの両方にイベントを保持する必要がある場合は、既存のポリシーのルール アクションを変更するか、CA Audit クライアントに新しいポリシーを作成します。

CA User Activity Reporting Module にイベントを送信するように iRecorder を設定する方法

  1. 管理者権限を持つユーザとして、iRecorder をホストするサーバにログインします。
  2. オペレーティング システムの次のディレクトリに移動します。
  3. 次のコマンドを使用して、iGateway デーモンまたはサービスを停止します。
  4. iControl.conf ファイルを編集します。
  5. RouteEvent の値を次のように指定します。
    <RouteEvent>true</RouteEvent>
    

    このエントリは、すべての iRecorder イベントを含むイベントを RouteHost タグのペアに指定されたホストに送信するように、iGateway に指示します。

  6. RouteHost の値を次のように指定します。
    <RouteHost>CA_ELM_hostname</RouteHost>
    

    このエントリは、DNS 名を使用して CA User Activity Reporting Module サーバにイベントを送信するように iGateway に指示します。

  7. 次のコマンドを使用して、iGateway デーモンまたはサービスを再起動します。

    このアクションによって iRecorder は強制的に新しい設定を使用し、iRecorder から CA User Activity Reporting Module サーバへのイベント フローを開始します。

詳細情報:

SAPI ルータおよびコレクタについて

SAPI コレクタ サービスの設定

SAPI ルータ サービスの設定