

新機能と変更された機能
新機能と変更された機能
CA SDM r12.9 では、以下の新機能および変更された機能を使用できます。
- 高可用性設定
- EBR 検索エンジン - FAST ESP 検索エンジンを使用する CA SDM の以前のリリースからアップグレードする場合は、EBR 検索エンジンに変更する必要があります。 FAST ESP ライセンスは、2013 年 5 月に有効期限が切れます。 詳細については、弊社のCA サポート オンラインにアクセスしてください。
- ユーザ数およびセッション数をカウントする新しい KPI - システム(CA SDM Web UI、SOAP Web サービス、REST Web サービスなど)では、さまざまなセッション タイプが定義されています。 各ユーザが開いたセッション数に関係なく、システムにログインしているライセンスされたユーザ数とライセンスされていないユーザ数を一意にカウントする新しい KPI が導入されています。 ログイン ユーザ数およびセッション数の詳細については、「管理ガイド」を参照してください。
- サポータビリティの強化 - サポータビリティが強化されたことで、サポート量が減少し、顧客インシデントのトラブルシューティングと解決がより容易になります。 これらの機能により、サポート組織はレポートされた障害の根本原因をより迅速に特定することができます。
- 期間ログ ユーティリティ - CA SDM では、CA SDM Web UI から期間ログ ユーティリティを使用できるようになりました。 期間ログ ユーティリティは、CA SDM インストールの CPU、メモリ、データベース クエリ、およびその他の統計を定期的に収集して、CA サポートがパフォーマンスおよびメモリ関連の問題をトラブルシュートするために使用されます。 ユーザは、環境にインストールされている各 CA SDM サーバから収集するデータを指定できます。 詳細については、「管理ガイド」を参照してください。
- CA SDM サーバへのプロセスの追加 - CA SDM では、CA SDM Web UI を使用して、CA SDM サーバに対してプロセスやデーモンを追加または変更できるようになりました。 環境内のオブジェクト マネージャ、Web エンジン、WebDirector 、および CA SDM サーバのその他のプロセスを設定できます。 この機能は、pdm_edit スクリプトの機能をユーザ インターフェースに置き換えるものです。 詳細については、「管理ガイド」を参照してください。
- 統合検索の構成 - 別のアダプタを使用すると、複数の検索エンジンを CA SDM に統合し、統合検索機能を提供できます。 この検索機能により、Google、SharePoint、CA Open Space など複数の異なるソースから検索結果を取得できます。 カスタム アダプタも作成できます。 カスタム アダプタは SDK を使用して作成できる新しいアダプタです。 カスタム アダプタは、Google、SharePoint、および OpenSpace アダプタでは検索できないデータベースの検索に役立ちます。
- CA Workflow インストール - CA Workflow は、CA SDM r12.9 インストール メディアにバンドルされなくなりました。 CA Workflow は、CA SDM の前のリリースを使用していた既存ユーザにのみ有効です。 既存の CA Workflow ユーザに対して、CA SDM r12.9 で CA Workflow をインストールするには、CA SDM 12.7 インストール メディアを使用する必要があります。 詳細については、弊社のCA サポート オンラインにアクセスしてください。
重要: CA Workflow の関連ドキュメントは、以前の CA SDM リリースで CA Workflow を使用していた既存ユーザにのみ有効です。
- UNC のサポート - すべての添付ファイル、KT ドキュメント、およびアーカイブされたデータは、UNC 認証情報を使用してアクセスできる共有リソースに格納されます。 UNC パスを使用して CA SDM サーバから共有リソースにアクセスするには、UNC 認証情報を作成する必要があります。 CA SDM サーバがドメインにあり、共有場所が WORKGROUP にある場合、UNC コンポーネントは動作しません。 CA SDM サーバおよび共有の場所に含まれるドメイン ユーザ認証情報を使用することをお勧めします。 詳細については、「管理ガイド」を参照してください。
- 電子メールでの TLS のサポート - セキュリティを強化するために、電子メールでの TLS のサポートを有効にします。 CA SDM Web UI から、[オプション マネージャ]-[電子メール]を選択し、mail_ca_cert_path オプションと mail_smtp_use_tls オプションをインストールしてください。 詳細については、「管理ガイド」を参照してください。
- CA SDM Mobile Enabler r2.0 モバイル アプリケーションは、CA SDM r12.9 と共に展開されるようになりました。 モバイル アプリケーションの詳細と使用方法については、「管理者ガイド」を参照してください。
- CA SDM r12.9 では、CA SDM の以前のリリースとは異なり、プロセス設定を作成するために pdm_edit.pl スクリプトを使用しません。 ドキュメントで pdm_edit.pl スクリプトの使用に言及されている個所は有効ではなくなったため、無視する必要があります。 例:
- 「実装ガイド」のトピック「セカンダリ サーバ上に Visualizer を設定する方法」は無視してください。 Visualizer を設定する方法の詳細については、「管理ガイド」を参照してください。
- 「実装ガイド」のトピック「セカンダリ サーバ上でのサポート オートメーションの設定」は無視してください。 サポート オートメーションを設定する方法の詳細については、「管理ガイド」を参照してください。
- pdmconf サンプル ディレクトリ内の以下のファイルは存在しません。
- pdm_edit_usage_notes.htm
- alias_install.bat
- pdm_edit.pl
- README_files
- CA SDM r12.9 ドキュメントは、CA SDM r12.9 の一般リリース(GA)後に、CA Answer Bar および Flipboard (Flipboard アプリケーションはモバイル デバイス上でダウンロードする必要があります)で提供されます。
注: CA Answer Bar では、関連するシナリオ、ガイド、技術文書、グリーン ブック、グリーン ペーパー、製品ステータス、推奨される読み物などからユーザが迅速に情報を見つけることができます。 CA Answer Bar のコンテンツは、メタデータを使用してタグ付けされています。 検索結果の関連性を改善するために、タグ付けされたコンテンツはインデックス付きコンテンツの上位に優先的に順位付けられます。
高可用性設定
高可用性設定は、サーバの停止に対する回復性やアプリケーションの可用性を向上させると共に、ローリング メンテナンスをサポートすることによってエンド ユーザの中断を最小限に抑えます。 この設定には、1 つのバックグラウンド サーバ、1 つ以上のスタンバイ サーバ、および 1 つ以上のアプリケーション サーバが必要です。 プライマリおよびセカンダリ サーバを備えた以前の設定は現在、標準設定と呼ばれます。
CA SDM は、標準設定または高可用性設定のどちらを使用するようにも設定できます。 また、ある設定から別の設定に変換することもできます。
高可用性設定は、以下の方法により CA SDM の全体的な可用性を向上させます。
- 単一障害点を削減することによって、アプリケーション障害、ハードウェア障害、またはメンテナンスによる CA SDM アプリケーションのダウンタイムを最小限に抑えます。
- サーバのローリング メンテナンスをサポートすることによって、CA SDM のダウンタイムを最小限に抑えます。 つまり、いずれかのサーバがメンテナンス状態にある間も、ユーザはアプリケーションでの作業を続けることができます。
- 高可用性の計画および設定の詳細については、「実装ガイド」を参照するか、マニュアルの高可用性シナリオを直接確認してください。
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