dbadmin モードは、オブジェクト レイヤを開始することなく、CA SDM システムのデータ操作レイヤを開始するユーティリティです。データベース全体をロックして、データの整合性に影響を及ぼすことなくローレベルのデータ保守を行うことができます。
たとえば、pdm_extract、pdm_load、pdm_deref、および pdm_replace を使用してシステム上のデータをバッチ更新する場合、 dbadminモードでは管理者は実質的にシステム全体のデータベースをロックすることができます。 バックアップ(pdm_backup)ユーティリティおよび復元(pdm_restore)ユーティリティは、システムを自動的にdbadminモードに切り替えることにより、一貫したバックアップおよび復元を保証します。
dbadmin モードは、カスタマイズを行う際にデータ変更が完了するまでオブジェクト レイヤを開始しないようにする場合にも便利です。 たとえば、既存システムで「必須」属性をmajicで作成する場合に、必須属性がNull値になっているオブジェクトがあると、それを更新しなければならないアニメータは混乱状態に陥ります。 このような場合、システムを dbadmin モードに切り替え、pdm_load でオブジェクトを更新し、その後、システムを通常どおり起動させると解決できます。
システムを dbadmin モードに切り替えるには、以下の手順に従います。
注: システムを停止する前に、警告アナウンスメントをユーザに送信し、ログインしているユーザがいないかどうかをチェックすることをお勧めします。
pdm_d_mgr –s DBADMIN
注: 返されるメッセージはありませんが、コマンド プロンプトに戻る前に一時停止します。 一時停止しない場合は、正しく入力されたかどうかスペルをチェックしてください。
注: システムが dbadmin モードで稼働している場合は、以下のステータスが返されます。これは、システムで安全に操作できるようになったことを示しています。
C:¥>pdm_status Daemonsが稼働していません。
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