既存のオブジェクトのテナントは Web インターフェースから変更できないため、CA SDM では既存のオブジェクトの詳細ページの表示バージョンと編集バージョンのどちらでもテナントが同じ形式で表示されます。
テナントされたオブジェクトを編集するとき、編集ページのドロップダウン リストは、ベース オブジェクトやテナント階層においてその上にあるすべてのオブジェクトと同じテナントにより所有されるパブリックな値、またはサービス プロバイダによって所有されるパブリックな値(ドロップダウン リストが SERVICE_PROVIDER_ELIGIBLE 属性に適用される場合)に自動的に限定されます。
詳細ページでは、テナントされたオブジェクトに関連付けられたルックアップ フィールドに変更はありません。 複数のテナントにアクセスできるユーザがテナント化されたテーブルへのルックアップ リンクをクリックした場合、Web エンジンによってルックアップは属性に適した値に自動的に制限され、バナー メッセージがポップアップ検索またはリスト ページに表示されます。
注: テナント制限は検索フィルタに表示されず、ユーザはそれらを変更できません。
テナントが必要なオブジェクトの作成を要求すると、テナントはセレクタ(ルックアップまたはドロップダウン リストのいずれか)になります。
テナント フィールドが空の場合、フィールドに入力することで直接、またはテナントを示す属性([影響を受けるエンド ユーザ]など)を指定することで間接的にテナントの値を指定できます。 インターフェースには以下のサフィックスが表示されます。
テナントを示す属性を指定します。これは、テナントが必要なテーブルへのルックアップです。
オプションでテナントを示す属性を指定します。これは、テナントが任意のテーブルへのルックアップです。
web.cfg プロパティは、これらのインジケータのテキストを制御します。
テナント属性自体を除いて、テナントを示す属性は、dtlDropdown マクロを使用して作成された場合でも常にルックアップとして表示されます。
テナント化された値をルックアップするか、テナントを示すフィールドに自動入力すると、CA SDM によりテナントが自動的に設定されます(SERVICE_PROVIDER_ELIGIBLE フィールドにサービス プロバイダ オブジェクトへの参照を入力した場合のみテナントが設定されません)。 テナントが設定されると、テナントを示すフィールドのルックアップは、既存のテナント化されたオブジェクトと同様に制限されます。
注: オブジェクトを保存するまで、テナント フィールドは編集可能なままです。テナントを直接更新することで変更できます。 テナントを変更すると、以前のテナントに属するオブジェクトへの参照を含む、テナントを示すフィールドはすべて CA SDM により自動的にクリアされます。
CA SDM では、通常、テナント セレクタは空に初期化されています。 この動作は、いくつかの方法で変更できます。
これは、新しいオブジェクトのテナントを、最後に表示または更新した詳細ページと同じテナント、または最後のリスト ページの検索フィルタ制限と同じテナントに初期化する、新しいユーザ環境設定です。
これは、事前定義済み URL には用意されていませんが、テナントを指定するメニュー項目またはボタンをサイトで作成可能にするために使用できます。
注: 別の CA Technologies 製品(CA APM など)またはコマンド ライン インターフェースから構成アイテムを作成する場合、オブジェクトはパブリックです。
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