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環境設定ファイルの変更

CA SDM Web インターフェースをインストールすると、必要に応じて変更できる、サンプルの Web エンジン構成ファイル(web.cfg)がインストールされます。 web.cfg ファイル自体に役立つコメントが含まれており、ファイルを表示して内容を確認できます。 適切なディレクトリから web.cfg ファイルを開くことができます。

注: charset などの追加の環境設定変数の一部は、オプション マネージャでも使用できます。 これらには、Web インターフェースの[管理]タブを使用してアクセスできます。 詳細については、オンライン ヘルプを参照してください。

AllowInactiveSrelEntry

レコードが参照テーブル内の非アクティブなレコードを参照しているときにレコードを保存できるかどうかを指定します。

このフラグの設定にかかわらず、すでに非アクティブな参照テーブルへの参照が含まれているレコードは、参照を変更せずに保存できます。フラグは、新しいフィールド値にだけ影響します。

AnnouncementLength

カスタマ用インターフェースおよびアナリスト用インターフェースの両方の初期画面に表示される、アナウンスメントの最大数を指定します。 CA SDM には、最新のアナウンスメントが最初に表示され、このパラメータで指定した数のアナウンスメントが続いて表示されます。 アナリスト用インターフェースのユーザは、[検索]メニューで[アナウンスメント]を選択して、その他のアナウンスメントを表示できます。

デフォルト値は 10 で、最新のアナウンスメントから 10 件表示します。

AnonymousPrio

ゲスト ユーザが作成したチケット用の有効な優先度を指定します。 これらのユーザは、各自のチケットにAnonymousPrioリストの優先度を1つだけ指定できます。 優先度リスト内のエントリは、スペースで区切ります。 各エントリは、1~5の数字または単語「なし」である必要があります。 最初に、ゲスト ユーザが作成したチケット用の初期設定の優先度を指定します。これで、リストで繰り返し表示できます。

AnonymousPrioの有効な値は、配布された優先度のシンボル名に対応します。 Javaクライアントを使用してこれらのシンボル名をカスタマイズできますが、初期設定名で優先度を参照し続ける必要があるAnonymousPrioの仕様には影響を与えません。1が最も高い優先度に対応します。

デフォルト値は「なし」で、この場合はゲスト ユーザが作成したすべてのリクエストに優先度が設定されません。

自動入力

ユーザがルックアップ フィールドにデータを入力し、Tab キーを押してフィールドから出たときに、Web インターフェースがルックアップ フィールドを自動入力することを指定します。 自動入力オプションが選択されている場合にユーザがデータを入力すると、ブラウザはサーバに更新が正しいかどうかを確認します。 これにより、フィールドにフル ネームが入力されるか(ユーザが名前の一部を指定した場合)、ポップアップ検索ウィンドウが表示されます(ユーザが正しくない情報またはあいまいな情報を入力した場合)。

このプロパティはオプションです。 Autofill はデフォルトで有効になっているため、このプロパティ ID を指定しないか「Yes」に設定した場合、Tab キーを押してルックアップ フィールドから出ると、自動的にデータベースが検索されます。 このプロパティを「No」に設定した場合、自動入力は行われず、レコードが保存されるまでルックアップ フィールドは確認されません。

CAisd

CA SDM Web サーバが必要とするファイルが含まれている HTTP サーバ内の別名または仮想ディレクトリへのパス(先頭のスラッシュを含む)を指定します。 このプロパティの値は通常、UNIX と Windows のどちらでも /CAisd です。 Apacheサーバの場合は、環境設定ファイルのAliasステートメントで定義します。 IISの場合は、ディレクトリの[プロパティ]ウィンドウの[エイリアス]フィールドと一致する必要があります。

CGI

Web インターフェースに付属している CGI 実行可能プログラムの名前(.exe サフィックスなし)を指定します。

デフォルト: pdmweb

注: このプログラムの名前を変更した場合、このプロパティを更新する必要があります。

CgiReport

Web インターフェースに付属している Web レポートの CGI 実行可能プログラムの名前(.exe サフィックスなし)を指定します。

デフォルト: pdm_cgireport

注: このプログラムの名前を変更した場合、このプロパティを更新する必要があります。

ContactAutoDesc

カスタマ用インターフェースおよび従業員用インターフェースで作成された新規案件およびリクエストの説明に、連絡先の名前を挿入するかどうかを指定します。 このプロパティを指定しないか、0を指定した場合、連絡先の名前は新規案件およびリクエストの説明に自動的に追加されません。 このプロパティに1を指定した場合は、連絡先の名前が、カスタマ用インターフェースおよび従業員用インターフェースで作成された案件およびリクエストの説明に自動的に挿入されます。 このプロパティは、アナリスト用インターフェースには影響しません。

ContactAutoDescWithIP

カスタマ用インターフェースおよび従業員用インターフェースで作成された新規案件およびリクエストの説明に、連絡先の IP アドレスを挿入するかどうかを指定します。 このプロパティを指定しないか、0を指定した場合、IPアドレス情報は新規案件およびリクエストの説明に追加されません。 このプロパティとContactAutoDescプロパティの両方に1を指定した場合は、連絡先の名前とIPアドレスが、カスタマ用インターフェースおよび従業員用インターフェースで作成された案件およびリクエストの説明に自動的に挿入されます。 このプロパティは、アナリスト用インターフェースには影響しません。 ContactAutoDescが1以外の場合は、無視されます。

CstPrio

カスタマ用 Web インターフェースで作成した案件用の有効な優先度を指定します。 カスタマ用インターフェースのユーザは、各自の案件にCstPrioリストの優先度を1つだけ指定でき、アナリストがリストにない値に変更した場合は案件の優先度を更新することはできません。

優先度リスト内のエントリは、スペースで区切ります。 各エントリは、1~5の数字または単語「なし」である必要があります。 最初に、カスタマ用インターフェースで作成した案件用の初期設定の優先度を最初に指定します(これで、リストで繰り返し表示できます)。

デフォルト: なし、3、4、5

CstPrioの有効な値は、配布された優先度のシンボル名に対応します。 Javaクライアントを使用してこれらのシンボル名をカスタマイズできますが、初期設定名で優先度を参照し続ける必要があるCstPrioの仕様には影響を与えません。1が最も高い優先度に対応します。

DateFormat

日付のエレメントの順序を指定します。

デフォルト: YYYY/MM/DD hh:mm a(am,pm)

シンボル

説明

M

月を1桁または2桁で出力します。

MM

月を2桁で出力します。

D

日を1桁または2桁で出力します。

DD

日を2桁で出力します。

YY

年を2桁で出力します。

YYYY

年を4桁で出力します。

H

時間を24時間形式で1桁または2桁で出力します。

HH

時間を24時間形式で2桁で出力します。

H

時間を12時間形式で1桁または2桁で出力します。

hh

時間を12時間形式で2桁で出力します。

M

分を1桁または2桁で出力します。

mm

分を2桁で出力します。

S

秒を1桁または2桁で出力します。

ss

秒を2桁で出力します。

a(am, pm)

amとpmを文字列として出力します。

DateFormatNoTime

DateFormat と同じ定義を、時間部分を除いて指定します。

DebugSource

CA SDM フォーム上で標準的なブラウザの右クリック メニューを有効にします。 このプロパティを設定しない場合は、フォームを右クリックすると CA SDM のメニューが表示されます。 このプロパティを設定する場合は注意してください。ブラウザの標準の右クリック メニューの一部のオプションによって実行エラーが発生することがあります(このため、通常は無効になっています)。 Internet Explorerの場合は、DebugSourceプロパティが設定されていなくても、Ctrlキーを押しながら右クリックすることで、ブラウザの標準の右クリック メニューを表示できます。

DebugTrace

Web エンジンでトレース情報を stdlog ファイルに書き込みます。

重要: このプロパティは通常の使用時には設定しないでください。 CA サポートが要求した場合にのみ使用してください。

EmpPrio

従業員用 Web インターフェースで作成したリクエスト用の有効な優先度を指定します。 従業員用インターフェースのユーザは、各自のリクエストにEmpPrioリストの優先度を1つだけ指定でき、アナリストがリストにない値に変更した場合はリクエストの優先度を更新することはできません。

優先度リスト内のエントリは、スペースで区切ります。 各エントリは、1~5の数字または単語「なし」である必要があります。 最初に、従業員用インターフェースで作成したリクエスト用の初期設定の優先度を最初に指定します(これで、リストで繰り返し表示できます)。

デフォルト: なし、3、4、5

EmpPrioの有効な値は、配布された優先度のシンボル名に対応します。 Javaクライアントを使用してこれらのシンボル名をカスタマイズできますが、初期設定名で優先度を参照し続ける必要があるEmpPrioの仕様には影響を与えません。1が最も高い優先度に対応します。

ExclLockSeconds

[編集]をクリックした後にレコードに対する独占的なロックが与えられる最大時間(秒単位)を指定します。 この時間が経過すると、Webエンジンはロックを解除し、ほかのユーザがレコードを更新できるようになります。 ExclLockSecondsが期限切れになった後でユーザが保存しようとすると、Webエンジンはロックの再取得を試行します。 この試行は、ロックが解除されているときにほかのユーザがレコードを更新しなかった場合だけ成功します。 ロックの再取得試行が失敗した場合、ユーザは更新情報を再入力する必要があります。

デフォルト: 120(2 分)

この引数はオプションです。 指定しなかった場合はデフォルト値と見なされます。

注: ExclLockSeconds の値は、Timeout の値よりも小さくする必要があります。 ExclLockSecondsは秒単位で指定し、Timeoutは分単位で指定します。

FormCacheMax

各ユーザの Web エンジンのメモリに維持する最大フォーム数を指定します。 Webエンジンは常に、各ユーザが最近使用したフォームをFormCacheMaxに指定されている数だけ維持します。 この数を超えるフォームは、タイムアウトの対象になります。 タイムアウトになったフォームは、メイン ページの[戻る]または[進む]ボタンでアクセスできず、ポップアップ フォームでサブミットできなくなります。

デフォルト: 10

フォームのタイムアウト機能によりWebエンジンのメモリを節約できますが、ユーザが手動でそれらを更新しなければならないこともあります。 FormCacheMax を –1 に設定して、フォームのタイムアウト機能を無効にできます。

FormTimeout

フォームが Web エンジンに維持される最小時間(秒単位)を指定します。この時間が経過すると、フォームはキャッシュから削除される対象となります。 ユーザは常に、フォームをサブミットする前に少なくともこのパラメータで指定された秒数の間、フォームを操作できます。 また、Webエンジンは常に、各ユーザが最近使用したフォームをFormCacheMaxに指定されている数だけ維持します。

StayCacheListプロパティを使用して、特定のフォームがタイムアウトにならないように指定できます。

デフォルト: 180(3 分)

FormTitle

CA SDM Web フォームを表示している Web ブラウザのタイトル バーに含める文字列を指定します。 FormTitleの値は、表示されている特定のフォームのタイトルに追加されます。

デフォルト: CA SDM

たとえば、デフォルト値のままで Microsoft Internet Explorer を使用してアナウンスメントの詳細フォームを表示した場合、タイトル バーは以下のように表示されます。

アナウンスメントの詳細 - CA SDM - Microsoft Internet Explorer

このプロパティはオプションです。 指定しなかった場合、アナリスト用Webインターフェースのタイトルには定数値が表示されません。 カスタマ用インターフェースと PDA Web インターフェースにはデフォルト値が表示されます。

HitTrackFile

使用したすべての Web ページのログを受け取るファイルの完全パスを指定します。 ユーザがページをリクエストするたびに、このファイルに1行が書き込まれます。 ファイルは無限に大きくなるため、このプロパティを指定する場合は注意が必要です。

注: タイムスタンプ、ユーザ ID、データベース レコード ID、および HTMPL フォーム名を含むレコードがこのファイルに追加されます。 レコードの形式を変更することができます。 大きくなりすぎないように、定期的にこのファイルを管理する必要があります。

このプロパティはオプションです。 指定しなかった場合、ヒット トラッキング ファイルは書き込まれません。

HtmplCacheSize

HTMPL キャッシュのサイズを指定します。 このサイズを超えると、最も使用回数の少ないフォームがキャッシュから削除されます。

デフォルト: 1000

ListAllMaximum

リスト全体を表示するリクエストが行われた場合にリストに表示する最大レコード数を指定します。この数を超えると、そのリクエストはパフォーマンスを低下させるため許可されていないことを示す警告メッセージがポップアップ表示されます。

デフォルト: 2500

ListAllWarn

リスト全体を表示するリクエストが行われた場合にリストに表示する最大レコード数を指定します。この数を超えると、そのリクエストがパフォーマンスを低下させることを示す警告メッセージと確認を求めるメッセージがポップアップ表示されます。

デフォルト: 1000

ListBottomMaximum

一番下までスクロールするリクエストが行われた場合にリストに表示する最大レコード数を指定します。この数を超えると、そのリクエストはパフォーマンスを低下させるため許可されていないことを示す警告メッセージがポップアップ表示されます。

デフォルト: 2500

ListBottomWarn

一番下までスクロールするリクエストが行われた場合にリストに表示する最大レコード数を指定します。この数を超えると、そのリクエストがパフォーマンスを低下させることを示す警告メッセージと確認を求めるメッセージがポップアップ表示されます。

デフォルト: 1000

ListPageLength

検索実行後にリスト ページに表示する見つかったレコードの最大数を指定します。

デフォルト: 10

LogoutURL

ユーザが CA SDM からログアウトした後に表示する Web ページの完全な URL を指定します。 このプロパティはオプションです。 指定しなかった場合、ログアウトするとログイン フォームが表示されます。

Lr_Refresh

ログ リーダの更新間隔を秒単位で指定します。 このプロパティにゼロ以外の値を指定した場合、指定した間隔(最小間隔は30秒)で通知ログ リーダが更新されます。

このプロパティはオプションです。 指定しなかった場合、ログ リーダは5分(初期設定値の300秒)ごとに更新されます。 このプロパティにゼロを指定すると、ログ リーダは自動的に更新されなくなります。

MacroPath

Web エンジンが PDM_MACRO タグによってリクエストされたファイルを検索するディレクトリ パスのリストを指定します。 複数のディレクトリをスペースで区切って指定できます。 ディレクトリ名に環境変数を含めることもできます。この場合、環境変数の前にドル記号を付けます(例:$NX_ROOT)。 Windowsの場合もUNIXの場合も、バックスラッシュ(¥)ではなく、スラッシュ(/)を使用してパス コンポーネントを区切ってください。 このプロパティは必須です。 通常、以下のように設定します。

$NX_ROOT/site/mods/macro $NX_ROOT/bopcfg/www/macro
MatchesFound

ルックアップ フィールドのユーザのキーがあいまいなためにドロップダウン選択リストと共に編集フォームを再表示する必要がある場合に、フィールドの下に表示するメッセージのテキストを指定します。 このプロパティはオプションです。指定しなかった場合、初期設定の「複数一致します」になります。